仮名日記

ネタと雑感

4月19日(月)のつぶやき

2010年04月20日 | Twitter
01:25 from web
麩を牛乳で煮たものをホワイトソース代わりにしてグラタンを作ってみた。麩の原材料は小麦粉だからさほど的外れではないはずだが、やはりホワイトソースとは言いがたいものができあがった。
01:39 from web
映画『カティンの森』( http://katyn-movie.com/pc/ )を観た。ソ連軍によるポーランド人将校虐殺が題材。ナチスドイツとソ連の両面からポーランドが侵攻され、避難してきた人々が鉢合わせをする場面から始まる。強国に挿まれて翻弄され引き裂かれる人々の運命の暗示。
01:52 from web
映画『カティンの森』映画の大半は、家族を殺された遺族たちの姿を中心に描く。理不尽に家族を奪われただけでなく、共産体制下で、それがソ連軍による犯罪だと告発する自由さえなかったことが、重い軛としてかれらにのしかかっていた。「ここはどこの国?」という科白がそれをよく表している。
01:58 from web
映画『カティンの森』ある将校の妻を中心として、その他の遺族たちの鬱屈したエピソードが積み重ねられる。各々のエピソードは秀逸だし、演技も演出も素晴らしい。が、登場人物の人間関係・背景が判りにくい。
02:02 from web
映画『カティンの森』もうちょっと説明してくれてもよさそうなもので、「こいつ、誰だっけ」という戸惑いが集中を妨げる。甚だしい例では、風来坊のようにふらっと現れた人物が、しばらく暴れ回った挙げ句に、車にぶつけられてあっけなく死んだりする。ドタバタ悲劇か。
02:10 from web
映画『カティンの森』虐殺された人々のリストが報道され、一喜一憂する人々の場面もあるが、最初はその「リスト」というのが何なのか、よく判らなかったりもする。自分の理解力が乏しいのか、と心配になるが、おそらく「これは虐殺事件の映画」という予備知識があって初めて了解できるのではないか。
02:21 from web
映画『カティンの森』映画の終盤になって、遂に虐殺の場面の描写になる。連行された将校たちが、事務的に殺されていく様は息苦しいほどに圧倒的な怖さ。なんだけど、それまでに出てきた遺族との関係が、説明不足のせいですぐに頭に浮かんでこないのが惜しい。
02:31 from web
映画『カティンの森』中心人物の妻が、将校の夫の生還を願い続ける姿をよく知っているからこそ、当人が殺される場面での絶望感が肉迫してくるのだが、その他の被害者たちについては「たぶんこの人はあの人のあれだよな」という雑念が入り込んでしまう。
02:37 from web
映画『カティンの森』エピソードをもっと整理しておけば、最後にもっと絶望させられたはずだと思う。二度目に観れば違うのかも知れないが、ちょっと力の入れ方を間違えたという感が消えない。
23:47 from web
映画『カティンの森』作中では、なぜ虐殺したのか、というソ連側の事情は追及されない。あくまで虐殺されたポーランド側の人々が何を思ったかが主題であり、だからこそ、彼らの思いがストレートに伝わるように配慮することが重要だったのではないか。
by kamei_diary on Twitter