KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2015年12月28・29日 広河原アイスクライミング

2016年01月04日 17時54分27秒 | OUTDOOR

 2015年の年末は山三昧の予定でしたが、少し短くすることになった。

そして、私の本格的なアイスクライミングデビューを共に行ってくれるのはホッキ-君。

ホッキ-君とは備中クライミングで一度、先日の妙見山MTBで会っただけなんで二人きりで行くことに少し不安が残る。

 28日早朝、八ヶ岳登山口の一つ舟山十字路に到着するも雪が無い・・・

はたして滝が凍っているのか不安だし色々と不安だ。

ここからテント場までラッセルして行くのだがこの状態ならラッセルしなくて済みそうだ。

当然テント場につく時間は大幅に短縮された。

早速テントを設営しアイスクライミングの準備をした。

 今日は広河原右俣の小さい滝でアイスに慣れ明日は3ルンゼを詰める予定であったが

右俣への入口が判らず3ルンゼに変更になったが3ルンゼの滝は氷の育ちが今一で

アイスクライミングというよりはミックスクライミングだなぁ。

歩いても歩いても滝が出てこないし1ルンゼと3ルンゼの分岐が判らない。

歩き出して3時間弱でようやくアイスクライミングが出来るような滝が現れる。

資料の写真と同じだったのでルートは合っているようだ。

左岸にあるナメ滝も初心者の私にはもってこいと思ったが3ルンゼは写真左の滝を登る。

ホッキ-君がここはフリーで突破しましょうというので登って行ったが途中で足が外れて怖くなり動けなくなった。

ホッキ-君に上からお助け紐で確保してもらい上まで登ったよ。

 小さい微妙な滝を幾つか越えて二俣に着いた。

ここが3ルンゼか?なんか違うような気もするがこれが3ルンゼなら雪崩れているので登るのは至難の技だ。

 先行者はもう一つの方へ向かっているので私達もそちらへ進む。

そしてまた幾つかの滝を登り休憩を取った。

その時はもう撤退しようとしていたのだが、目の前にある滝を登って

阿弥陀岳南稜のP3直下の3段30mの滝が見えなければ撤退することになった。

滝を登り少し登ると・・・あった!1ルンゼと3ルンゼの分岐が!

あんなに遠く高くにあったP3がもう目の前に迫っている。

なら3段30mの滝もそこにあるのでは?とまだ進む事にした。

 そしてとうとう3ルンゼ核心の3段30mの滝がお目見えした。

しかし意外に登れそうだったが時間がなく登らずに下山する事にした。

 ここを登ってP3を踏んで南陵を伝い下山もあったが滝の突破に時間が掛りそうだったので

谷沿いに降りることにした。

登りより下山が難しいのが登山の常識だが初心者用のルートでは下山の方が楽かもしれないね。

日没までに下山しテントで宴会して日が暮れた。

 二日目は右俣に行った。

右俣は昇り詰めるのでは無く

あちこちにある滝を登って楽しんで諏訪のホテルへ向かう予定だ。

右俣へ入ると直ぐに氷瀑が現れてアイスクライミングをいきなり楽しめた。

歩いては出てくる滝を登っては移動を繰り返した。

 クリスマスルンゼは高さもボリュームもあり迫力があった。

すでに取りついているパーティーがいたので私達はポストクリスマスルンゼの方へ向かった。

ところがそこに行くにはナメ40mの滝を登らなければならず私の体力と精神力はこの登りで費えた。

3歩進んで一休み状態だ。

ポストクリスマスルンゼは全然成長しておらず登れる状態では無かった。

そして私の体力も尽きたので下山する事にした。

ところがルンゼから谷へ下りるのに一苦労したよ。

無事にホテルへ向かうことが出来て良かったよ。