KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

石鎚山 9月7日 石鎚ロープウェイ前からシラサ峠

2014年09月12日 21時40分32秒 | OUTDOOR

 本来なら北岳を登る予定だったがコロコロ変わる天気予報を信じ100名山の石鎚山と大山を登ることにした。

 前夜、23時頃に石鎚山ハイウェイオアシスに到着しそのまま車内泊をした。

熟睡は出来なかったが5時過ぎに起きて石鎚山へ向かった。

途中のコンビニで朝飯と昼飯を買い石鎚ロープウェイ前の旅館京屋の駐車場(1日600円)には6時30分頃到着した。

旅館京屋の駐車場

 昨夜の大雨で路面は濡れているし青空も靄に覆われて見る事が出来ない。

天気予報を信じて登るしかないか・・・

7時ジャストに登山を開始した。

今日は東之川林道を進み瓶ヶ森を登頂してシラサ峠でキャンプする予定だ。

 スタートしてすぐにアクシデント発生!

チカちゃんが工事現場内に設置されている車輪の泥を落とすプールに尻もちを付いた!

助け起こすも下半身が濡れていた。一度駐車場に戻り出直ししようかと言ったが着替えもザックにあるのでそのまま進む事にした。

 林道を進むと崩落地点に着いてしまった。「あれ?迂回路は?」どうやら迂回路を見過ごしたみたいだ。

工事現場まで戻ると対岸に渡る為の橋が・・・でもあれって迂回路・・・とりあえず行ってみよう。

対岸に渡り斜面を探すと藪に覆われた中に仮歩道の看板を発見!

ただ・・・その看板までどう行くんやろ?

辺りを調べると行けそうな斜面が見つかるが急斜面や・・・

とりあえず下調べをする為に先行し歩き易い場所を探すも無く・・・

慎重に歩を進め斜面の上にある林道に出た。

そして登山道入り口まで来た。

ここまでの標準山行タイムが35分に対し65分も掛ってしまった。

斜めっていて滑り易い木道

 余り登山者が通っていないのか道は荒れ果てトラバース道は埋もれる寸前まで石が積もっていた。

登山道に入っても歩き難くペースは上がらず常に山行タイムをオーバーしていた。

昨夜の雨のおかげで台ヶ森のコルに出るまで座って休憩も出来ず・・・

急登坂の疲れ、寝不足、靄による不快感、悪路等によって10時着の予定だった台ヶ森のコルには12時に到着することになった。

台ヶ森のコル

 道標前の小さな隙間に腰を降ろし昼食を食べる。

正直、異様に疲れた・・・食べ終わっても直ぐには出発出来ないでいた。

コルから台ヶ森まで100mだったので空荷で向かうも笹が生い茂り行く手を阻むので途中で諦めて引き返してしまった・・・

瓶ヶ森ヒュッテ跡手前で笹の原を歩く。

 12:30に歩き始める。尾根に出たから歩き易くなってコースタイム近いタイムで歩ければ良かったのだが・・・

瓶ヶ森ヒュッテ跡まで90分も掛ってしまい思惑通りにはいかなかった。

瓶ヶ森登頂をしていたら時間が厳しいのでトラバース道を歩き瓶ヶ森登山口を目指す。

トラバース中に今日初めてのベンチで休憩していたら瓶ヶ森を登っていたであろう一団の声が聞こえて来た。

思えば京屋を出てからは初めての人やなぁ。

瓶ヶ森のキャンプ場(トイレ無し・水場無し)

 瓶ヶ森登山口には14:20に到着。

ここは林道があるので駐車場かあるしトイレもあった。

ここからキャンプ場まで約1時間程だったので着いた気になり水をがぶ飲みし荷物を軽くする作戦にでた。

少し休憩してシラサ峠に向かう。峠までは標高200m程を下げるので、

この時はまだ、楽勝やと思っていた。

林道を歩き土小屋の道標があるところから登山道に入った。

そしてついに運命の時がやってきた。

子持権現山の鎖場

祠のあるところに道標があり→が一方向にしか無かったので疑わずに進んだ。

所が祠前から鎖、鎖、鎖の連続・・・

おかしいなぁ?と思いながらも登って行く。

そして今度は長そうな鎖場が現れ流石におかしいと思い先行して偵察に行く。

すると今度の鎖は長くとてもチカちゃんが登れそうになかった。

車道に戻り車道を歩こうと戻り始めたが戻るのも大変やったなぁ。

後で調べたら子持権現山へと続くルートで、長さは合計100mの鎖場なんだって・・・!

祠まで無事に戻って良く見ると道標の後ろに笹で隠れて見えなかった道を発見!

シラサキャンプ場(トイレ有・水場有)

 子持権現山でのロスタイムは精神的にも体力的にも影響したなぁ。

朝7時にスタートしたのに16時になっていてもまだ歩いているなんて・・・

疲労の極致で黙々と進む二人の前にようやく山荘シラサが見えて来た。

山荘シラサでキャンプの申込みをした時間が17時と今日は10時間の歩行時間となった。

キャンプ場に着き先ずした行動が水をがぶ飲みにすることだった。

そしてテント設営し急いで食事を作り夕食を食べテントに入るや否や熟睡してもうた。