KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2017年9月11日 焼岳

2017年09月16日 16時09分18秒 | OUTDOOR

 朝、目覚めて空を確認すると曇天だった・・・

うーむ天候が崩れるのが早まったか・・・それともただのガスか・・・

美味しい朝食を食べ終えて新中の湯ルートの登山口へ向かう。

登山口は旧国道沿いにある落葉樹林が素晴らしい。

紅葉したら綺麗なんだろうな。

 ナナカマド

 登山口に着くと既に10台位の車が駐車していた。

登山の準備をして歩き出そうとしたら、もう下山してくる人が居た。

早いな何時に出たのかな?

 焼岳火口のカルデラ湖

 登山道は最初樹林帯の急な登りで山頂部が仰げる広場まで続く。

でも今日は残念ながら山頂を見ることは出来なかった。

下芝さんも今日は標高1700m辺りからの登山なので体調は良いようだ。

アルプスデビューが早すぎた?と心配していたので一安心だ。

 噴煙を上げている火口付近

 ここから登山道は高山帯の登山道らしくなる。

これまでと違い歩き易い道となり下芝さんも地図のタイムで歩けていた。

下山してくる人の数が増してきたのでもう山頂まで来ていると思うのだが

ガスが濃くて火口の淵が全く分からない・・・

GPSで確認しても直ぐそこに淵があるようになっているが見えない。

 焼岳山頂

  ガスっている中、ようやく火口の淵に到着する。

南峰は現在立ち入り禁止になっているがその理由が火山性ガスの為か崩落したのか定かでは無い。

南峰を見るとクライマーなら登れそうだったが登ったらアカンのかなぁ。

 そしてモクモクと煙が出ている近くに登山者が居たので私達も近づいてみた。

立山では火山性ガスが発生していて立ち入り禁止になっているのに焼岳は大丈夫なんだろうか?

 焼岳山頂

 さて北峰山頂にはどうやったら行けるのかな?

ガスっていて目印を見つけにくいがたまに薄れるので何とか山頂までのルートを見つけた。

山頂までは岩稜地帯で余り慣れていない下芝さんをサポートしながら登り

また、煙が出ているところがあったので手を持ってゆくと熱かった。

卵があれば温泉卵が出来そうだなぁ。

 山頂も当然のようにガスっていて何も見えない・・・残念。

そして霧雨が少し強くなり風も出て来た。

寒いのでそそくさと下山したが20分も歩いて振り返ると山頂のガスが切れていた・・・

もう少し待てば良かったかなぁ。

でも3分程でまたガスに包まれたけど・・・

 下山中にガスが切れた

 下山は広場までは早く感じてそこから長く感じたな。

実際に地図ではコースタイム5時間で往復だが私達は6時間半を要した。

短いコースで良かったよ。

 下山したら旅館でもらった日帰り温泉の「ひらゆの森」の無料入浴券を使い温泉で癒してから帰阪の途についた。

 


2017年9月10日 乗鞍岳

2017年09月16日 15時44分43秒 | OUTDOOR

 先週に続き今週も北アルプスへ向かう。

今回は北アルプスと言っても南側の乗鞍岳と焼岳の2座を登る予定だ。

早朝大阪を出発し、朴の木平駐車場を9:25発の登山バスに乗って乗鞍畳平へ向かう。

天気は快晴とはいかないが晴れと言っても良いだろう。

バス車内で右手に笠ケ岳や穂高連峰が見えるらしいが高峰はみんな雲の中に入っている。

 乗鞍岳肩ノ小屋手前から穂高方面

 バスで標高2700mまで一気に上がると高山病の危険がある。

今回も少し体調が悪くなるが問題ないレベルだったので歩き始めるが、やはりスピードが上がらない。

肩ノ小屋までは未舗装の車道だから歩くのは困難では無いはずだが・・・

そういえば木曽駒ヶ岳の時もロープウェイで一気に上がったので上の駅で1時間は動けなかったのを思い出すな。

 肩ノ小屋から朝日岳へ向かう途中

 肩ノ小屋からはガレた登山道で歩き難いが、それにしても遅い下芝さん。

少し登っては待ちを繰り返していると、はやり体調が悪いみたいだ。

症状を聞くと多分高山病だろうとは思うので座って休憩し良くなるのを待つ。

初のアルプスで初の2000m越えの登山、私も2500mを超えると体調によっては高山病になるからなぁ。

 乗鞍岳山頂から登って来た登山道を振り返る

 少し長めに休憩したのが良かったのか、少し無理してるのか判らないが、少し歩いてみた。

先程よりもゆっくりとしたペースで歩いたので順調に高度を上げて行った。

坂の上は蚕玉岳で山頂では無いみたいだ。

その蚕玉岳に着くと権現池を見る事が出来た。

そして山頂の剣ヶ峰も確認出来た。

 権現池

 後少しだったが、ここで少し休憩し頂上小屋で小屋内に入り売店の商品を見ていた。

私は何も買わなかったが下芝さんは、てぬぐいを買った。

そしたら登頂証明書を貰っていたので何か買いそうになったよ。

 小屋から山頂までは目と鼻の先であっという間に山頂に到着。

乗鞍本宮奥宮で登山の安全を祈願してから山頂で写真を撮る為に列に並ぶ・・・

簡単に登れるから登山者の数も凄いわ。

 乗鞍岳山頂(3025m)

 山頂から少し降って昼飯を食べる。

今夜の宿は食事が豪勢で昼飯は食べないか軽く食べてきてください。とのことだったので御握り2個が今日の昼飯だ。

相変わらず穂高方面のガスは晴れないなぁ、残念だ。

 富士見岳周辺のコマクサ群生

 肩ノ小屋までは滑り易いので慎重に降るというか登山者の数が多すぎてゆっくりとしか下山出来ないんだけど・・・

ガレているので周りで滑って転倒している人が沢山いたが同じ人が3回も転倒していた。

その人の降り方を見ていると浮いた石を平気で踏んでいるので原因が分かった。

肩ノ小屋まで無事に下山してきた、これで今日は終わったも同然だと思っていた。

 富士見岳山頂から見た乗鞍岳

 バス停に向かって歩いていると富士見岳に登っている人が居たので登って見る事にした。

登り始めて直ぐにコマクサ群生に入り枯れたコマクサがあちこちにあった。

その中で比較的に元気なコマクサを見つけて写真に撮った。

 山頂に向かう途中でまたしても下芝さんの体調が悪くなった。

酸素不足かなぁ。

もう慣れても良さそうだが・・・

 富士見岳から見た乗鞍畳平

  富士見岳山頂で休憩をした後は乗鞍畳平へ下山しお土産を物色してバスに乗り込んだ。

今夜は平湯の「お宿栄太郎」に宿泊する、宿に着き早速温泉に入り疲れを癒す。

下芝さんも標高が下がって体調も戻ったようで良かった。

そして夕食・・・凄い量だ!

食べれるか不安だったが、下芝さんの分まで少し戴いてしまった。

夕食後はもう一つの湯舟に入り明日に備えて布団に入った。