朝、目覚めて空を確認すると曇天だった・・・
うーむ天候が崩れるのが早まったか・・・それともただのガスか・・・
美味しい朝食を食べ終えて新中の湯ルートの登山口へ向かう。
登山口は旧国道沿いにある落葉樹林が素晴らしい。
紅葉したら綺麗なんだろうな。
登山口に着くと既に10台位の車が駐車していた。
登山の準備をして歩き出そうとしたら、もう下山してくる人が居た。
早いな何時に出たのかな?
登山道は最初樹林帯の急な登りで山頂部が仰げる広場まで続く。
でも今日は残念ながら山頂を見ることは出来なかった。
下芝さんも今日は標高1700m辺りからの登山なので体調は良いようだ。
アルプスデビューが早すぎた?と心配していたので一安心だ。
噴煙を上げている火口付近
ここから登山道は高山帯の登山道らしくなる。
これまでと違い歩き易い道となり下芝さんも地図のタイムで歩けていた。
下山してくる人の数が増してきたのでもう山頂まで来ていると思うのだが
ガスが濃くて火口の淵が全く分からない・・・
GPSで確認しても直ぐそこに淵があるようになっているが見えない。
ガスっている中、ようやく火口の淵に到着する。
南峰は現在立ち入り禁止になっているがその理由が火山性ガスの為か崩落したのか定かでは無い。
南峰を見るとクライマーなら登れそうだったが登ったらアカンのかなぁ。
そしてモクモクと煙が出ている近くに登山者が居たので私達も近づいてみた。
立山では火山性ガスが発生していて立ち入り禁止になっているのに焼岳は大丈夫なんだろうか?
さて北峰山頂にはどうやったら行けるのかな?
ガスっていて目印を見つけにくいがたまに薄れるので何とか山頂までのルートを見つけた。
山頂までは岩稜地帯で余り慣れていない下芝さんをサポートしながら登り
また、煙が出ているところがあったので手を持ってゆくと熱かった。
卵があれば温泉卵が出来そうだなぁ。
山頂も当然のようにガスっていて何も見えない・・・残念。
そして霧雨が少し強くなり風も出て来た。
寒いのでそそくさと下山したが20分も歩いて振り返ると山頂のガスが切れていた・・・
もう少し待てば良かったかなぁ。
でも3分程でまたガスに包まれたけど・・・
下山は広場までは早く感じてそこから長く感じたな。
実際に地図ではコースタイム5時間で往復だが私達は6時間半を要した。
短いコースで良かったよ。
下山したら旅館でもらった日帰り温泉の「ひらゆの森」の無料入浴券を使い温泉で癒してから帰阪の途についた。