KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

中央アルプス縦走 その1

2015年07月16日 00時29分22秒 | OUTDOOR

 本来は折立から新穂高温泉までの縦走の予定だったがバスの予約が取れなかった。

車で他の場所も検討したが一人では交通費も掛るので大峰山系へ行こうかと思っていたのだが

かずちゃんの旦那さんも同じ4連休で休みの人を捜していたらしく一緒の車で中央アルプスへ行く事にした。

 梅雨も後半とはいえ未だ梅雨明けしていないので天気はあまり期待していなかった。

それに週間天気予報もあまり良くなかった。

ところが水曜日辺りから天気予報が良くなり始めた。

 ロープウェイを降りたら千畳敷、見事なカールだ。

 駒ヶ根駅を6時発のバスに乗りロープウェイを乗り継ぎ7:20には標高2612mの千畳敷に着いた。

一気に標高を上げたので少し頭が痛い・・・高山病かな?

少し高度に慣らす為に20分ほど千畳敷で時間を潰す。

しかしなんて快晴なんだ。陽射しが痛い・・・

バックにそびえる宝剣岳にビシッと合わせたかったなぁ。

 先ずは他の登山者に逆らうように遊歩道に入る。

剣ヶ池に写る宝剣岳と宝剣岳を撮る為だったが池には、

さざ波がありはっきりと見えなかった。

苦しい山腹を登り切れば後はやさしい上り下り、まさしく浄土。

 カールの山腹をゼーゼー言いながら登る。

やはり体調が良くない・・・寝不足で高山病の症状が出てる・・・

他の登山者も何人か高山病を発症させていて道端で休憩している。

ここまで一気にロープウェイで上がるのも問題だな。

雪渓も登ったが、スニーカーのお姉さんは帰路は大丈夫なんかな?

頭が痛くて思うように登れなかったが何とか稜線まで上がると素晴らしい景色が待っていた。

雲一つ無いので南アルプス、八ヶ岳、富士山と確認出来る。

宝剣山荘横からの宝剣岳

 先ずはテント設営の為にキャンプ場を目指す。

宝剣山荘横で写真を撮ってくれた青年と共に中岳を登った。

おっ木曽駒ヶ岳がやっとお目見えだ。

まだ1張しかないので場所が選び放題のキャンプ指定地。

 さて駒ヶ岳頂上山荘で受け付けを済ませようとしたら・・・

あれ?開かない・・・

ん?受付とトイレは宝剣山荘までって・・・

ん~困ったなぁ。

とりあえず設営しながら考えるか。

あまり込み合うのも嫌なので奥の方にツェルトを設営したのだが・・・

やたらとハエとアブが飛来してくる。

しかも設営だけなのにやたらと疲れた。

あれ水場は?目の前にある雪渓の雪解け水なのか・・・

木曽駒ヶ岳の山頂は人々で賑わっていた。

 山頂までは直接向かわず馬の背経由の斜度が緩やかなルートを選んだ。

高山植物が咲き乱れているがバス停であった人が

今年は花の咲くのが遅いって言っていたなぁ。十分やけどなぁ。

山頂から北アルプス方面

 山頂からは槍ヶ岳、穂高連峰の北アルプスが良く見える。

昼近くになって流石に薄雲が張ってきているがなんのなんの良い景色だ。

山頂から甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、富士山の南アルプス方面。

 南アルプスの山々も見える。

期待していなかっただけに、この展望は嬉しかったなぁ。

山頂から御嶽山方面

 こちらは去年噴火した御嶽山。

山頂から宝剣岳・空木岳方面

 さてこれからどうしようか?

空荷で一度、宝剣岳に登ってみようか、それによって明日通過するか決めよう。

宝剣岳に向かと鎖場はあるが別に問題も無く歩む事が出来る。

これなら明日は主稜線を歩いて空木岳方面へ行けそうだ。

 宝剣岳の一番上に立とうとしたが、やはり高所恐怖症が一番上に立つのを拒む。

帰りに宝剣山荘で受け付けとトイレを済ませ、ビールを買ってキャンプ場へ戻る。

それでも時間は12時過ぎ・・・

炎天下の中で少し仮眠をとり雪渓で冷やしたビールをプシューと開けた。

そして夕方、たかし君が麓からトレランして合流・・・

12時過ぎに走り出して17時半頃に着くなんて・・・

信じられん体力と気力や。

合流した、たかし君としばし雑談したがお互い疲れているし

たかし君は明日は1:30に起きるらしいので早々に切り上げて寝袋に入った。