KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

保塁岩への挑戦

2011年11月20日 18時22分42秒 | OUTDOOR

 今日は早朝から保塁岩を目指す、目的は下見とこっしーが言っていたので早く帰ると親に伝えて家を出た。

しかし、訓練だからとクライミング道具の持参の支持もあった・・・もしかして登るのかな?と・・・疑っちゃう。

A懸垂岩でクライミングの練習をしていたがA懸垂岩はランクもつかないレベルなので

本格的なクライミングデビューはいずれここでするのだろうと思っていたのだが…

 六甲ケーブル下までは公共機関を利用し来たがケーブルカーが高くここから登ることにした、

元々練習も兼ねているので予定していたが安ければ乗っていたかな?

六甲の紅葉も一部分が綺麗になっていたが今年は何所も紅葉はダメみたいだなぁ。

 尾根に出ていよいよ保塁岩へ向かう。

保塁岩の頂点部分に出るのでここからどうしたら目的の中央稜東面に出るのか判らない。

懸垂下降で降りてもよいのだが場所がよく判らないのでとりあえず降りやすい方の下降路を降りた。

しかし、その下降路は西稜へ至るルートだったらしく引き返した。

そしてもう片方の降りたくない方を降りた。

前日の雨で滑り易く危険な下降が続く・・・

こっしーはサクサク降りるが私は足が動かないよ・・・

ロープ出して懸垂下降したい気分だったよ。

 悪戦苦闘してようやく目的の場所に着いた。

そして何故か昇る準備をするこっしー・・・

昇るんかい!まぁ、陽当りが良くて乾いているので大丈夫かな。

先ずは、チビッコフェイス・真ん中クラック・レベルⅢ 10Mを登る。

何十本とある保塁岩のルートの中でおそらく一番簡単なルートだと

思うがそれでも苦労する私は何なんだろう・・・

こっしーはチビッコフェイス右ルート・レベルⅢ+ 10Mをいとも容易く昇った。

流石にこっしーは経験しているだけあってこのレベルはスムーズに昇るなぁ。

 私も右ルートに挑戦するもクリア出来ず途中でクラックルートへと流れてしまった。

こっしーは「靴を信じて」とか「落ちても確保するから」と言うが恐怖感は払拭されない・・・

 昼飯を食べてからチビッコフェイス・ハング レベルⅤ- 10Mに挑戦した。

クラックと右ルートはトップロープで昇ったが今回はリードで昇ることになった。

トップロープなら私は登らなくても良かったのになぁ。

トップでリードしていくこっしーでもハング部分で手間取りついには諦めた。

ハング攻略を諦め左の方へルートを取ったのをビレイしながら見ていて私も行くの・・・

と大きな不安と闘っていた。

こっしーの支点つくりにも時間がかかり、なお一層の緊張感が芽生えてきたぞ。

初めて落ちるかなと思いながら登ったがあちらこちらで悪戦苦闘しながらなんとかハング下まで

来たがここで悩む・・・こっしーは「あぶみをセットして攻略しても良いよ。」と言うが・・・

確かに高さ8Mほどだが振り返れば六甲アイランドが見える高度感ではそんな余裕もなく・・・

右足がプルプルしてきたので落ちるのを覚悟で思い切って登った。

本で読んだ知識が意外と役にたっていたと痛感した。

両手を挟みこんで確保する方法なんてA懸垂岩では必要のない技だったもんなぁ。

無事に上まで昇りきるとこっしーが今度はここからピッチを繰り返し最上段まで行こうと・・・

帰る準備を終えたら私には到底無理そうなレベルⅥ前後のルートを写真に納めいずれはと・・・

今回は低レベルだがレベルの付いているルートを昇れたので多少のレベルアップはしたと思う。

こっしーはもっと上を目指しているが、とりあえず私はここで満足した。