KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

晩秋の大台ケ原

2008年11月02日 20時52分20秒 | 250TR
 今回は複数人で訪れるはずだったので車でのキャンプを準備していたのだが一人になった。
中止しようかとも思ったが三連休は天気も良く暖かい予報と行楽日和だ。
一人ならTRで行こうかな。
朝からバイクキャンプの準備をして出発
今回は初日に和佐又山を登り二日目に大台ケ原へ行く予定だ。

 TRでキャンプも段々様になってきたなぁ。
寝袋や服がごつくなってきたのに荷物の量は少なくなってきたよ。
運転も慣れて来たので山道も安定した走りになってきた。


 今回は上のオートキャンプ場にテントを張った。
もちろん、モンベルのムーンライト2型だ。
ここもロケーションが最高に良い。


 今回の晩餐は味噌ちゃんこ鍋とおでん。酒はビール三本と白ワインと山崎ウイスキー水割り。おつまみは忘れた・・・ふっ、焚き火があての代わりさ。
 夕暮れ時にはそこそこのキャンパーで賑わっていたが大半が登山者とバイクツーリングだ。
焚き火を見つめながら呑むと意外と時間が進む。
こじんまりとした焚き火にするために枯れ木を入れたり抜いたりと忙しい。
枯れ木も意外と使うなぁ。最初に用意した枯れ木はあっという間に無くなった。
テント周辺にはもう無いので近くの林に三回も拾いに行った。
それでも足らずに登山道まで400メートル程歩いて拾いに行った。

普段それほど呑まない私がこれだけ呑めばどうなるか・・・
椅子に座りながら寝ていたようだ。
焚き火では、よくあるパターンだが、今回はプラスして、吐きそうな気配が・・・
このままでテントに入るのは危険だ。新品のテントをいきなり汚してしまう。
そんなことをすれば、あの人に何を言われるか・・・
トイレに吐きに行こうとしたらその途上で・・・
あーあ、また、やってしまった。


 深夜、周りが騒がしく目が覚めた。もう起きて出発の準備をしているみたいだ。
何時だろうと時計を見ると3時・・・
静かに作業をしてはいたが多勢の為やはり音が気になる。
これだけの人数は大学のサークルっぽい集団だろう。
どうりで夕刻はあれほど騒がしかったのに20時にはシーンとしていたのはこの為なんだな。日出ヶ岳から日の出を拝むのだろう。
 静かになったのでもう一眠り、今度は車の警報機の爆音で目が覚めた。
なんやねん警報機のスイッチ切っとけよ。
時間は6時・・・トイレの為外に出ると大台ケ原の尾根が朝日で真っ赤だ。
カメラを取り出し撮り始めるがキャンプ場では朝焼けまでで日の出を拝む事は出来無かった。


 そのまま、撤収して大台ケ原へ向かう。
大台ケ原ドライブウェイの道沿いは紅葉の真っ最中でとても綺麗だ。
9時過ぎに駐車場に着くと早くも車で埋め尽くされていた、帰りはどうなるんやろ・・・
 今日はまだ、訪れていない日出ヶ岳へ向かった。
小一時間程のハイキングであっという間に着いた・・・
山頂で待っていたのは360度の大パノラマだ。
東は三重県熊野灘や愛知県知多半島、そして富士山が見える時があるらしいぞ
西は大普賢岳や大日岳などの大峰山脈が、はっきりと見える。そして大阪周辺の金剛山や標高542Mの生駒山も見えるらしい。
そういえば、今年の年初に金剛山に登山した時に冠雪している二つの山脈が見えた。そう、大峰山脈と大台ケ原だ。
 ここで御来光を拝めば最高やな。今月中にもう一度来るかもしれんな。


 山頂から尾根伝いに正木ヶ原行く。
強い風の中、必死になってコンロで湯を沸かしている人が居る。
この強風で湯が沸くわけないやろ。
って大台ケ原全域はコンロ禁止やろが
周りを見てみろ枯れ木だらけで木道やぞ
火が着いたら強風で、あっという間に広がるぞ。


 大台ケ原は紅葉も終わっていたが、国道169号線から約20Kmの全域で紅葉が見頃となっておりトコトコ走るのにサイコーでした。