2年前の田村慎一さんの個展で、きれいな映像に惹かれて我が家に連れ帰ったホイール式の万華鏡です。このブログでも映像だけご紹介した記憶がありますが、2年以上経っても、押し花の色も変わらず、ユニークな花模様を楽しむことができています。
本体はリップルボードというクラフト用の紙で、独特の味を出しています。素朴な感じの紙と押し花をホイールに挟んだオブジェクト・・・何気なさがいい雰囲気ですね。
本体はリップルボードというクラフト用の紙で、独特の味を出しています。素朴な感じの紙と押し花をホイールに挟んだオブジェクト・・・何気なさがいい雰囲気ですね。
覗くと思いがけない映像です。この万華鏡の面白さは、何といってもそのミラーシステムです。ひし形を少し押しつぶしたような横に長めの4ミラーシステムで、通常の(正方形や長方形)4ミラーシステムと違って、右半分と左半分の別々の映像が並んでいるような見え方です。ツイン2ミラーシステムという呼び方もあります。
この万華鏡のミラーの角度は両サイドがとても狭いので、映像もさらに細かくて意外性に富んでいます。写真ではわからないのですが、ホイールを回して映像の変化を楽しみますが、一方が中心から広がるように変化し、もう一方は中心へ吸い込まれるように、同時に変化するのが特徴です。
このミラーシステムも万華鏡コレクションの中にひとつあると楽しいと思います。
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