てまりをイメージした可愛らしい万華鏡は、木村えみ子さんの作品です。 京都万華鏡ミュージアムでは、「春」をテーマにした作品を中心に展示されていますが、そこで春らしい、きれいな色合いのこの作品に出会いました。
着物地を使った和の万華鏡で、色も雰囲気もほんわかとしていていいなあと、何度も覗いてしまいました。 布を巻いているので手に持った時にも、温かみを感じます。
オブジェクトはいくつかの布を組み合わせて創ったてまりのような球体です。その球を回すと、表面の生地の模様が組み合わされて、万華鏡模様になって見えています。
映し出された映像は、ガラスやビーズとは違った雰囲気と面白みがあります。
木村さんはステンドガラスの大作も創られる作家さんですが、このように着物地を使った作品も大好きです。 どんな素材でも生み出された万華鏡からは、いつも作家さんの温かい気持ちが伝わってきます。
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