昨年はなでしこジャパンに元気をもらいました。 今年もさらにその存在感をアピールしてほしいなと応援も込めてご紹介します。 日本人だからこそのプレイスタイル、欧米のチームとは違った持ち味を見せた彼女たちと同様、日本人の作家さんだからできた万華鏡。
井野文絵さんの白い磁器の万華鏡「なでしこ」です。
淡いピンクで優しげに揺れている野の花の風情が素敵ですね。
映像も和の雰囲気。 淡いピンクの花を感じさせる映像ですが、実はさまざまな色が組み合わされていて多彩な変化が特徴です。 ガラスオブジェクトの一つ一つにも表情があり、それらが重なり合う面白さを楽しめます。
筒を回して映像の変化を楽しむ万華鏡なので、回す時々のミラーシステム(二等辺三角形)の向きで、オブジェクトが集まって見えたり、全体に広がったりします。 ミラーの組み合わさったVの字の頂点が下側にあると、オブジェクトが中央にまとまる感じになるのですね。 そして、この映像では背景のおうとつのあるガラスの表情が周りにそのまま見えています。
オブジェクトが全体に広がって見える映像はこんな感じです。背景のガラスの模様はあまり見えませんが、前方からの光を通す役割は果たしていて、オブジェクトのガラスの表情を映し出しています。
先端のオブジェクトセルが回転する仕組みはなくても、手の中で包み込むように、慈しむように回す万華鏡も良いものだなあと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます