日本でも大変人気のあるスティーブ&ペギー・キテルソン夫妻の大型万華鏡「Genesis (ジェネシス)」です。床に置くタイプの作品は初めて見ました。黒いガラスの筒とスタンド部分は、輝きのあるダイクロイックガラスを焼き付けたデザインで、曲線を描くアイアンと組み合わせて、すっきりとした姿になっています。 実際は、筒も通常よりずっと太く、重量もあるのですが、足元の広がりのあるカーブでしっかりと支えています。またオブジェクトセルも大きいので、とても迫力のある映像を見ることができます。
ペギーさんと並んでもらうと大きさがわかりますね。 ペギーさんはオブジェクトを担当していますが、バーナーワークで、ガラスの陰影や質感を大切に制作しています。
この大きなセルにはいつもより多くの種類と量のオブジェクトが必要で、且つオイルの中での動きがスムーズであるように、考えられています。
大きくて迫力のある映像、美しい陰影ときらめきをお伝えしたかったのですが、いかがでしょうか。
キテルソン夫妻のこの大作は、中里さんに次ぐ得票数でPeople's Choice Award を受賞しました。
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