吹きガラスの万華鏡作家、佐藤元洋さんの作品展が東京、国立で始まりました。アメリカのザ・ブリュースター・カレイドスコープソサエティのコンベンションで発表されたクリスタルガラスの作品のほかに、吹きガラスによるパーラータイプ(脚や台が付いていて手で持ち上げることなく覗ける卓上モデル)やハンドヘルドタイプ(手持ち型)など「佐藤元洋の世界」が堪能できます。存在感のある美しい姿はそのままでも十分素敵なのですが、中を覗いたらまた別の大きな感動が待っています。ブルー系、ピンク系などやわらかいパステルカラーの作品、黒いガラスに銀色の箔が散るシックでお洒落な作品と並んで、この万華鏡は純白の姿が印象的でした。タイトルはInnocenceです。台座の透明なガラスにきらきらと泡が閉じ込められているところも、佐藤さんのテーマのひとつである「水」のきらめきと動きを感じます。内部の映像では独自の魅力的な色世界が展開しますが、白い背景のドライセルだからこそ、その美しさが発揮できる、バーナーワークによる繊細なオブジェクトが選び抜かれて入っています。吹きガラスの工房で協力し合って製作をなさっているガラス作家、尾形かなみさんとの二人展です。作家さんの想いが表現されたガラスの世界はポエムやストーリーを感じさせ、見る人の気持ちを映し出すようです。きっとあなたの心に響く作品があると思います。6月13日~25日まで「アートの庭」で開催中です。http://www1.bbweb-arena.com/artno3/ 電話042-573-7555
メールをいただくなら、info@kaleidoscopes.jp あてにお願いします。
中でも斉藤さんの作品に興味を持ちました。
佐藤さんの色々な作品を見てみたいのですが、
作品展の情報はどちらで知ることができるのですか?
よければお教えください。
尾形さんからこちらのサイトのご紹介頂き、勉強になりました。
万華鏡、とても綺麗な世界でした。TBさせていただきますね。
私のブログでは、知識もなく浅はかな内容紹介になってますので
佐藤さん作品のためにもどうかTBいただけるでしょうか?
宜しくお願い申し上げます。
そして、万華鏡というアート作品にはそれを見せる環境も大切だなあとつくづく思いました。多くの方にこの作品展を体感していただきたいと思いながら、清々しい気持ちで帰路につきました。
作品『innocence』はその名のとおり、心洗われるような印象の作品で、それは会場にいらしたご本人そのもののように私には思われました。純粋無垢なひたむきさを感じさせる作家さんでした。
さて、いつも素晴らしい写真と解説、万華鏡に熱い想いをそそいでいらっしゃる「kaleidoscopes japan」さんに、よもやお目にかかることができるとは、夢にも思いませんでした。嬉しくて嬉しくて、もっといろいろなお話を伺えばよかったとあとから後悔することしきり。
それにしても、ネットがもたらしてくれたこの世界との出会いを感謝せずにはいられません。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。