万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

惹きつけられる2ミラー映像

2015-08-22 15:39:22 | 万華鏡ブログ

10ポイントの均整のとれたマンダラ映像は、チャールズ・カラディモスさんの「コーヌスコープ」のものです。

青く美しいガラスで作られた本体は、いつものスタイルで、立てて飾るカレイドスコープです。回転するオブジェクトセルを 緩やかに受け止めつつ万華鏡を支える脚が付いています。 2ミラー・ドライセル・カレイドスコープのお手本のような、オーソドックスな作品を創り続けているカラディモスさんですが、その映像は誰もが美しいと感じる均整美を見せています。

とても細かい、そして形状のバランスを考えたガラスオブジェクトの組み合わせです。 作家さんの個性が表現されるところですね。
背景は半透明で、筋のような模様の入った白いガラスです。 この模様が映像にも影響を与えます。

そして手の込んだドライアンプルのオブジェクトも特徴的です。 上の写真だと透明なアンプルにブルーの粒が一番外側の部分に見えています。
次の写真ではアンプルの中の色とりどりのガラスの粒が見えています。 粒が並ぶ模様が映り込むのは楽しい感じで、私のお気に入りの映像です。 写真が小さくて細部まで見えづらいのが残念です。

外観がブルーなので、ブルーを中心とした色使いですが、もちろん違う系統の色も使って、映像の変化を楽しませてくれます。

独自のスタイルを貫き、さらに完成度の高い作品を求めるカラディモスさんのカレイドスコープの映像には、人の心を惹きつける力があると感じます。

 

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