みずあめやさんの万華鏡はオイルワンドの作品が多いのですが、作品展などには定番作品だけでなく、ドライタイプのものや新しい図柄のものなど積極的に取り組んで見せてくれています。一つ前の作品展ではほんの数点出ていたものが、次の作品展では種類も品質も充実したものを展示してあり、本当に嬉しく思いました。このパートドヴェールの作品群もそんな充実を見せてくれる万華鏡です。
白い背景のドライタイプは筒全体を回して映像の変化を楽しみます。ドライタイプの場合はオブジェクトがいつも下方に動き、ミラーを通して見たとき、その映像が劇的に変化するところが面白いところです。オブジェクトがびっしりと映りこむときと、背景の白がたくさん見え、オブジェクトが中心部にかたまっているときとの落差があり、オイルタイプの流れはないけれど、一瞬にして次の映像に進む“いさぎよさ”があるところが好きです。彼岸花の映像も赤やオレンジに染まるかと思うと、次には淡いミントグリーンやピンクの模様が見えたりして、またその次を期待させ、ドライタイプならではの楽しみがあります。
白い背景のドライタイプは筒全体を回して映像の変化を楽しみます。ドライタイプの場合はオブジェクトがいつも下方に動き、ミラーを通して見たとき、その映像が劇的に変化するところが面白いところです。オブジェクトがびっしりと映りこむときと、背景の白がたくさん見え、オブジェクトが中心部にかたまっているときとの落差があり、オイルタイプの流れはないけれど、一瞬にして次の映像に進む“いさぎよさ”があるところが好きです。彼岸花の映像も赤やオレンジに染まるかと思うと、次には淡いミントグリーンやピンクの模様が見えたりして、またその次を期待させ、ドライタイプならではの楽しみがあります。