万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

癒しのカレイドドッグ

2008-01-17 10:11:18 | 万華鏡ブログ
湯布院バザールの万華鏡展から楽しい作品をご紹介します。
大型の作家ものの作品には、造形作品として異色な万華鏡もあります。ステンドガラスの万華鏡作家として知られているボブ&スー・リオー夫妻が製作した犬の姿の万華鏡もそのひとつ。愛嬌のある犬の姿にどうして此処に?と尋ねたくなりますが、口にくわえた骨がオブジェクトシリンダーになっており、後頭部から覗く仕組みです。ダイクロイックガラスを取り込んだオブジェクトやミラーシステムにより、この工房らしい美しい映像を展開します。中も外も思わず微笑を誘う、癒しのカレイド犬ですね。
(この紙粘土による作品には、ほぼ等身大のユーモラスな人間の万華鏡もあり、10年ほど前、この工房の地元、メイン州ケネバンクポートでのコンベンションで発表されました。仙台の万華鏡美術館では、おじいさんとおばあさんに会ったことがあります。)
小さな万華鏡はどちらかというと個人的な楽しみですが、この展示会には、楽しみを一緒に見る人と共有できる、大きくて楽しい万華鏡がいくつか展示されていて、万華鏡アミューズメントパークのような一面も見せてくれます。
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