鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

窯の火。

2007-12-03 | 日々のこと。
一昨日、定年後、陶芸をはじめられて10年たつTさんの窯へ、
差し入れをもって伺いました。

火入れをして4時間で900度あまり。
予定より早く温度があがったということでしたが、
このあと一晩かけて1200度までに窯の温度をあげていきます。

雑木の丸太をくべると、表皮があっという間に煙をあげ、
炎がチロチロとまとわりついていきます。
時折ぽっぽっと木の中心に赤く火が熾り、
丸太の真ん中まで熱が伝わり燃えているのがわかります。
炎に見惚れながらお喋りしたり、
木っ端の上にパンをのせ、窯の火でパンを焼いたりしているうちに、
ふと気がつくと2時間もたっていました。

徐冷して窯をあけるのは今度の日曜日。
どんな作品が窯出しされるのか楽しみです。





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