新緑あふれる金沢湯涌創作の森で行われたアースデイいしかわ2013に、
5月25日・26日出店しました。
アイキャッチもかねて、ワイルド系茅葺きティピを
茅文研理事でもある茅葺職人の野村さんに作ってもらいました。
まずは竹を男結びや箱結びで固定していきます。
今回は時間も限られていたので、束ねた茅(ススキ使用)を縄で固定する平易な方法で、ざくざくと進行。
茅ガールも茅を抑える竹をぎゅっと持ってお手伝い。
そして約2時間で完成。
飾りにつけた朴葉の風車も野村さんが創作の森の中にあった朴の木の葉っぱで作ってくれました。
中は、今回は青空が見えます(笑 換気もかねて。
ティピを作っている間、ブースの方の準備も着々。
茅文研の活動記録やリーフレット、カヤカヤ団申し込用紙、
小冊子「かやぶき屋根のおはなし」「カリヤス染めキット」などを並べ、
みなさんに活動を知って頂きました。
そして、小冊子「かやぶき屋根のはなし」から生まれた茅葺き屋根の妖精ブッキーも、
本のなかから飛び出しましたよ!
こちらは奥会津でヒロロと呼ばれるミヤマカンスゲを苫編みして作りました。
2歳児位の大きさのせいか、ちょっと怖がられたり、
犬に体当たりされて・・・・なぜに?
アースデイ当日は28度にもなる夏日でしたが、
ティピの中は涼しく、またススキの放つ草のよい香り。
皆さんには思い思いに寛いでいただきました。
ぬり絵や貼り絵をしたカヤブッキーは、リボンをつけて首からかけてお持ち帰りに。
午前中にブッキ―と記念撮影してくれた男の子、午後には掃除機をもってお掃除に来てくれたり・・・・・
創作の森の妖精もやってきたり・・・・?
↑本当はアースデイいしかわ事務局長の山下さん。御世話になりました。
安来節を師匠の青山さんと踊りにきた、岐阜の茅葺き職人すぎぼうさんも立ち寄ってくれました。
石川の茅葺職人野村さんと久しぶりの歓談。
そして、そしてアースデイ2日間のために、共に努めてくれた茅文研の仲間たち。
当日かけつけてくださった工大のN先生、設計士のSさん、
みんなありがとう!!
茅文研はこれまで数々のWSを行ってきましたが
活動は山の中にある茅場であったり、
限られた方々にしか情報が届かなかったため、
もっと広く一般の方にも知っていただきたいという想いから
アースデイいしかわに参加させてもらいました。
また会場になった金沢湯涌創作の森からは、会が手入れする茅場にも近く、
またその茅場でかったカリヤスが、眼下の江戸村の建物にも使われていて、
茅文研の活動を説明するには、最高のロケーションでもありました。
ブースを訪ねて下さった方々からは、
茅葺きティピをみて野外保育で作ってみたい、
家の庭に作ってみたい、
茅刈りを体験してみたい、
ティピやカヤブッキ―の姿をみて、宮崎駿さんの世界のようで響いた、
現代建築に疑問を感じていた時期だったので、惹かれた、
農業でススキも関わることをやっていきたいので、活動に興味がある、
茅葺きって自由ですね、
など、色んなお声を聴くことができました。
最後になりましたがブースを訪ねて頂いた皆さま、大変ありがとうございました。
ぜひ、次回お会いする時は草を巡る環のなかで~。
また来年もっとしっかり準備しますので、よろしくお願いします。
こちらこそ、お世話になりました。
WSは数々してきましたが、はじめての出展で良い経験をさせて頂きました。
興味を持ってくださる方々にも出会え、
出展させていただいた甲斐がありました。
ありがとうございました。