開戦の日

終戦記念日はあちこちで慰霊祭があったり、マスコミでも大きく報道されたり、何より原爆投下の日と続きで、その前にも東京大空襲や各地の空襲、特攻隊でたくさんの、たくさんの犠牲を出したあとでのやっと迎えた終結に、そのときの国民の気持ちはいつまでも悔恨と悲しみの消えない日として刻まれているのですが・・・・。

この、１２月８日に真珠湾攻撃さえなければ悲劇のシナリオにつき進むこともなかったかもしれないと思う人もまたたくさんいることでしょう。

なぜ、進む道を間違ったのか。

たくさんの検証とともに様々な提言が行われますが、どれだけの人が聞く耳を持ってその言葉を聞くのか。

私は、ちゃんと考えて行動することが出来るのだろうか。

日常の、なんでもない、つまらないと思えるようなことから、自分が選んだことがどんどんその先に暗い落とし穴を作って待っているなんて

落とし穴に落ちなければ分からない自分という人間の、どうしようもなさを知っているだけに、

ちょっと、自分のことを信じることが出来ない自分もいるのです。