俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月23日(木)

2014-10-23 14:25:00 | 吟行
★ふっくらと茶の花咲いて鳥の声  正子
お茶の花は俳句では冬の季語。田舎に住んでいた頃、山地で、畑もせまくお茶は段々畑の石垣の隙間に植えられていた。茶の花はツバキ科で白い花である。花の様は「ふっくら」と言う表現がぴったりである。聞こえる鳥の声はどんな鳥かと考えるが、畑でこの時期なく取りはツグミか?(古田敬二)

○今日の俳句
落日に白く光れる芒原/古田敬二
いよいよ日が落ちようとすると、芒原が一面に白く輝く。やわらかい、白い光の美しさが侘しさを伴って広がる景色がよい。(高橋正子)

○蜜柑

[蜜柑/横浜日吉本町]             [蜜柑の花/横浜日吉本町]
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