俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月3日(日)

2010-10-03 10:40:26 | Weblog
★炊き上がる米の光りにぎんなん混ぜ  正子
銀杏の頃はご飯も新米でしょう。つやつやと光るご飯に、こちらも黄緑に光るぎんなんを混ぜあわせ、秋の味覚の何よりの一品です。(黒谷光子)

○今日の俳句
松手入まず天辺に鋏音/黒谷光子
松手入れの季節。松の木に植木屋がのぼり、まずは、天辺から剪定がはじまった。剪定のはじめの鋏の音が快く響く。「まず天辺に」が命。(高橋正子)

○青蜜柑色づきそめし青のつや 正子
 えのころと小さき花と摘んでくる 正子
 日にいちばん今かがやいて菊つぼみ 正子
 掃き集む日日草の花ばかり 正子
 こぼれつつ咲けるは日日草の花 正子
 
○インターネット俳句コンテストの仕事。本選の審査を依頼。はやくも、審査員の先生お二人から選が返ってきた。

○信之先生の俳句が毎日新聞社の「俳句あるふぁ」に載ることになった。11月13日発売の12・1月号の「光と影の歳時記」。

○栗ぜんざいを作る。八百屋のあずきと栗がおいしいというので、仕入れてきて作ったのだが、出かけた人が「御座候」の大判焼きをお土産に持ち帰る。60周年記念で一個60円というので、行列に並んで買ったとのこと。あまいものが溢れる。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10月2日(土) | トップ | 10月4日(月) »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お礼とコメント (黒谷光子)
2010-10-01 20:29:56
(お礼)
正子先生の俳句日記に「松手入」の句をお選びいただきまして、ありがとうございます。今までも松手入れの句は詠みましたが、今年は優秀句にお選びいただき、たいへん嬉しいです。
(コメント)
炊き上がる米の光りにぎんなん混ぜ
銀杏の頃はご飯も新米でしょう。つやつやと光るご飯に、こちらも黄緑に光るぎんなんを混ぜあわせ、秋の味覚の何よりの一品です。
返信する
お礼/光子さんへ (高橋正子)
2010-10-03 03:48:02
ぎんなんの句にコメントをありがとうございました。子どものころは、生家のすぐ上手がお寺で、そのお寺にぎんなんがなるので、祖母に連れられて拾いにゆきました。その思い出もあってか、ぎんなんの翡翠のような色に惹かれます。それで、ただ白いごはんに混ぜ込んで炊き、色ともちもちした食感を楽しんでいました。
返信する
「俳句あるふぁ」 (古田敬二)
2010-10-06 18:46:03
「俳句あるふぁ」発売楽しみにしています。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事