俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

12月16日(月)

2013-12-16 05:20:35 | Weblog
★南天に日はうららかに暮れにけり  正子
今日一日が穏やかに暮れていく。南天に差す日もうららかである。(祝恵子)

○今日の俳句
水仙の目線にあれば香りくる/祝恵子
目線の位置から、すっと真っ直ぐ水仙のいい香りが届く。香りがたゆたわず、すっと真っ直ぐ届くところが、水仙の花らしい。(高橋正子)

○俳句同人誌「遊牧」12月号(代表・塩野谷 仁)に花冠創刊30周年記念号が紹介される。紹介記事は黒澤雅代氏。丁寧に読んで的確な書評をいただいた。的確に読んでいただけるのは大変うれしい。昨夜礼状を認めて投函した。  

○梔子(くちなし)の実(山梔子/くちなし)

[梔子の実/横浜日吉本町]

★山梔子に提灯燃ゆる農奴葬/飯田蛇笏
★竜安寺道くちなしの実となりぬ/村上麓人
★山梔子の実のみ華やぐ坊の垣/貞弘 衛
★くちなしの実のつんつんと風の中/安斉君子
★くちなしの実の日に映えて黙しけり/かるがも

 クチナシ(梔子、巵子、支子、学名:Gardenia jasminoides)は、アカネ科クチナシ属の常緑低木である。野生では森林の低木として自生するが、むしろ園芸用として栽培されることが多い。果実が漢方薬の原料(山梔子)となることをはじめ、様々な利用がある。樹高1-3 mほどの低木。葉は対生で、時に三輪生となり、長楕円形、時にやや倒卵形を帯び、長さ5-12 cm、表面に強いつやがある。筒状の托葉をもつ。花期は6-7月で、葉腋から短い柄を出し、一個ずつ花を咲かせる。花弁は基部が筒状で先は大きく6弁に分かれ、開花当初は白色だが、徐々に黄色に変わっていく。花には強い芳香があり、学名の種名「jasminoides」は「ジャスミンのような」という意味がある。10-11月ごろに赤黄色の果実をつける。果実の先端に萼片のなごりが6本、針状についていることが特徴である。また側面にははっきりした稜が突き出る。
 東アジア(中国、台湾、インドシナ半島等)に広く分布し、日本では本州の静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生する。八潮市、湖西市および橿原市の市の花である。果実が熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説もある。他にはクチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実のなる木、つまりヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味)からクチナシに変化したという説もある。(ウィキペディア)


◇生活する花たち「茶の花・茶の実・欅黄葉」(川崎市宮前区野川・影向寺)
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1 コメント

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Unknown (祝恵子)
2013-12-09 09:26:09
(お礼)
正子先生、(水仙)をお載せいただきましてありがとうございました。

(コメント)
南天に日はうららかに暮れにけり
今日一日が穏やかに暮れていく。南天に差す日もうららかである。
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