俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月12日(火)

2021-01-12 13:57:51 | 日記
小雨。雪予報だったが、雨。

●栄太郎の黒飴を何年かぶりに買う。信之先生の所望。

●内田光子氏のモーツアルトの話、シューベルトの話を聞く。
バッハ、モーツアルト、ベートーベン、シューベルトの4人を地球が無くなる前の最後に残す音楽家としてあげた。一人だけならバッハ。この四人の音楽はなんのなりゆきか、私もよく聞く。話を聞いていて思ったが、内田光子氏の話す日本語は、美しい。ドイツ語をごく自然にちょっと日本語に交えるが、そのドイツが、とてもきれいだと感じられる。グーテ ナッハトという一言さえも、聞いたことがないようなドイツ語だと思える。それに感動した。
楽譜は書いてあるとおりに読むという。モーツアルトが、楽譜のなかで語っているという。テキストを、テキストの書いてある通りに読むのは、実は非常にむずかしいと私も思う。俳句を書いてある通りの読める人がいったい日本に幾人いるかだ。
コメント
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