俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月5日(土)

2014-07-05 06:08:05 | 日記
★蜜豆に夜の会話の間がありぬ  正子
密豆を前にして会話のひととき、ご家族でしょうか、それともお友達同士?いずれにしてもくつろいだ楽しい雰囲気だったことでしょう。(多田有花)

○今日の俳句
★子を抱いて浴衣の父の祭かな/多田有花(姫路ゆかたまつり)
男の祭でも、村の祭でもない「父の祭」がいい。子を抱き、浴衣に寛いでささやかな祭を楽しんでいる父の姿さっぱりとして、涼しそうだ。(高橋正子)

○笹百合

[笹百合/神奈川県箱根町・箱根湿性花園]

★笹百合を愛でつつ登る頂へ/多田有花
★笹百合の倒れがちなり匂いつつ/高橋正子

 ササユリ(笹百合、学名:Lilium japonicum)は、ユリ科ユリ属の球根植物。日本特産で日本を代表するユリである。地域によっては、ヤマユリと呼ぶこともある。本州中部地方以西から四国・九州に分布する。成株の茎は立ち上がり、葉は互生する。葉はやや厚く、披針形で長さは8-15cmである。5月-7月頃に淡いピンク色の花を咲かせる。花被片の長さは10-15cm位で漏斗状に反り返る。雄しべは6本で芳香がある。花粉の色は赤褐色であり、オトメユリと区別するポイントになる(ただし花粉の色が黄色のササユりも存在する)。希に花が純白のアルビノのものもある。葉や茎が笹に似ていることからこの名がある。10-11月頃に朔果が熟し、種子は風に乗って広がる。初めて地上発芽するのは通常翌々年の春である(地下遅発芽様式)。初花を咲かせるまでに種子から約7年以上(野生の場合)の歳月がかかる。(ウィキペディア)

○箱根湿性花園
6月29日日曜日、句美子と箱根湿性花園へ出かけた。湿性花園は、6月は150種ほどの花が咲き、一年で一番たくさんの花が見られるそうであった。
ニッコウキスゲ、エゾキスゲ、シモツケ、シモツケソウ、ノリウグギ、ノハナショウブ、ササユリ、コウホネ、未草、睡蓮、ハマナス、クガイソウ。エゾミゾハギ、ウツギ、コマクサ、リシリヒナゲシ、ヤマボウシ、オオバギボウシ、オカトラノオ、マツモトセンノウ、センジュセンノウ、ヤナギラン、ヤマホタルブクロ、ヤマアジサイ、ユウガギク、キツリフネ、イワシャジン、シャジクソウなど。この日の湿性花園で特に目立ったのは、ニッコウキスゲとノハナショウブ。案内書には一巡するのに、40分とあったが、巡ると2時間ほどかかっていた。


◇生活する花たち「白槿・朝顔・青葡萄」(横浜日吉本町)
コメント (1)
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