俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

5月19日(木)

2011-05-19 05:31:02 | Weblog
★新緑の翳るときあり水があり  正子
新緑の季節になると次第に木々の葉も青々と繁って来て、翳りが出るとほっと安らぎを覚えます。公園等では池や噴水等が有れば、なお清々しい空間が生まれ、くつろぎの一時を過ごしていらっしゃる様子が窺えます。(佃 康水)

○今日の俳句
船窓に見え来る全山島若葉/佃 康水
船窓から島の全山が見え始め、さらに近付くと島を覆い尽くす若葉の鮮やかさに、息をのむような感動を覚える。(高橋正子)

○花冠ツイッター句会
「ツイッター句会」が始まって20日近くなり、ツイッターでの投句や選句、お礼の入れ方にも慣れてこられた感じがします。投句、選句は、140字で足りますが、それ以上のツイートが必要なときは、リンクをを使えば書きこめます。現に、Twitpicや、ブログのリンクを貼り付けて、珍しい花やスケッチ、編み物などをアップされていて、みなさんの多芸を楽しみに拝見させていただいています。ツイッター句会の運営・管理は信之先生がいろいろ工夫されておられます。

われわれがこれまで伝統的に行ってきた(オフ)句会では、主に先生の居宅で行われたせいもあって、句友の手作りおはぎ、ねりきり、自分の庭の花、山へ行ったからと青竹にいれた山清水、水墨画、糸かがりの手まり、落款の印、花の写真、陶芸品など、数え上げればきりがないほど、俳句以外のものを持参され、みんなを楽しませてくれていました。その人の全体像に近いものに触れることができていました。句会の部屋には、床の間に軸、お花はもちろんのこと、「季節のしつらえ」がありました。お茶の飲み方一つ、笑い方にも個性があって、面白く、五感全部で俳句を楽しんでいたわけです。

ツイッター句会でも、みなさんの趣味や本業のこぼればなしなどが披露され、ブログ句会より、変化に富んだ楽しみが得られるようになりました。互いが、より身近に感じられるようでもあります。以下に、多田有花さん、後藤あゆみさん、そして、私の3名のツイッター句会の感想がありますので、お読みください。

花冠7月号は、まもなく校了となりますが、この7月号には、ツイッター句会の特集をしています。たのしみに、お待ちください。

・5月1日から始まったツイッター句会に昨日14日は、15名の方がご参加くださいました。予想以上の盛会に大変喜んでおります。信之先生は、毎日5名の方がご参加くだされば、上出来だろうと予想されておられました。ご投句、選句、コメントをありがとうございます。(花冠代表 高橋正子5/15)
・信之先生、正子先生、花冠ツイッター句会をありがとうございます。ブログ句会以上にみなさまとの距離が近くなった感じがいたします。(多田有花5/15)
・信之先生、正子先生、ツイッター句会をありがとうございます。初めはツイッターで?と不安でしたが、慣れるに従い膝を突き合わせて皆様と会話をしているようで、ぐっと距離が縮まったように感じております。お導き、感謝致します。ツイッター新聞、写真集も楽しみです。(後藤あゆみ5/16)

◆花冠ツイッター集/花冠同人参加◆
http://kakan.info/twitter/
◆花冠の歩み/花冠ツイッター写真集◆
http://twitpic.com/photos/kakan03
◆俳句と書/高橋信之ツイッター写真集◆
http://twitpic.com/photos/kakan01
◆生活する花たち/高橋正子ツイッター写真集◆
http://twitpic.com/photos/kakan02

◇生活する花たち「赤ばな栃の花・ベニカナメモチ・白山吹」(横浜日吉本町)

コメント (1)
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