★餅を焼く火の色澄むを損なわず 正子
お餅は日本人にとっては特別な食べものです。お正月を迎えるために用意するのもお餅です。それを焼く火の色、「澄むを損なわず」に厳かさを感じます。食べるということ、それを用意する気持ち、双方に通じる厳かさです。(多田有花)
○今日の俳句
よく晴れて風の激しき寒の入り/多田有花
いい嘱目吟である。今年の寒の入りは、よく晴れて風が激しく吹いた、ということだが、自然は、刻々、折々に、さまざまの変化を見せてくれる。それに触れての嘱目は、自然への素直な観照として尊ぶべき。(高橋正子)
お餅は日本人にとっては特別な食べものです。お正月を迎えるために用意するのもお餅です。それを焼く火の色、「澄むを損なわず」に厳かさを感じます。食べるということ、それを用意する気持ち、双方に通じる厳かさです。(多田有花)
○今日の俳句
よく晴れて風の激しき寒の入り/多田有花
いい嘱目吟である。今年の寒の入りは、よく晴れて風が激しく吹いた、ということだが、自然は、刻々、折々に、さまざまの変化を見せてくれる。それに触れての嘱目は、自然への素直な観照として尊ぶべき。(高橋正子)