俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月1日(土)

2011-01-01 00:04:59 | Weblog
賀正 2011年元旦
あけましておめでとうございます。本年も高橋正子の俳句日記をよろしくご愛読ください。

★せせらぎの砂に日差してお元日  正子
浅瀬の水際に佇み、迎える新年。流れゆく水はもちろん、その岸の砂、一粒一粒に日が差していることに、慶びを感じます。見るもの全てがあらたまり、清らかに想われるお元日です。(川名ますみ)

○今日の俳句
元旦の窓に自在な雲と鳥/川名ますみ
人の世は、今元旦ののどけさにあって、雲も鳥も自在に遊ぶ。作者の心も雲や鳥のように空に遊ぶ。(高橋正子)

○夕方5時半ごろ、すっかり暮れて星が出ていたが、氏神様の駒林神社に句美子と初詣。鎌倉の八幡さんにゆくことが多かったが(そういえば、去年は切山椒を買ったが)、村の氏神もなかなか面白い。御手洗には、若松と紅梅を括ってあり、お神酒を飲むかわらけはプラスティックのそっくりなもの。古いお札を焼くためのドラム缶が4つ置かれてあり、その火で煙草を吸う男が二人。お参りの人は、この時間では、5人ぐらいだったか。巫女さんがひとり社務所の縁側の戸をあけてお札やお守りを売っていた。驚いたのは、破魔矢に、矢だけでなく、弓も付けてある。1700円。お札を買って帰り、神棚に置く。
コメント (2)
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