俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月3日(月)

2011-01-03 19:33:19 | Weblog
★誕生日正月三日の眉月に  正子
誕生日と言っても、正月三日なので、正月の用事に取り紛れて、特に感慨は湧かないが、私自身は、何かにつけて、月に恃む気持ちがあるので、美しい眉月にほっとして、今日は誕生日だと思ったのである。(自句自解)

○今日の俳句
水音を近く三椏芽は銀に/小川和子
原句は「水音を近くに」であったが、中七の八音を七音に整え、切れを入れた。それにより、作者の立場と情景がはっきりする。水音が近く聞こえ、三椏の芽が銀色に輝きながら、早春に咲くのを待っている。(高橋正子)

○新年ネット句会開催。今年初めてのネット句会。24名の参加者。修さん、弘さんもご参加。オフ句会でひょっこり顔を見せていただくとうれしいが、ネットでも同じ感じ。入賞発表中の1時ごろ、電気のブレーカーが突然落ちて、とんだハプニング。

○お節もほとんど食べ尽くした。今年は紅白膾を柚子果汁だけで作ったので、ずいぶん好評。酢が抜けることも、水っぽくなることもない。

○年賀状が、元旦、二日、三日と休まず配達される。京大の西村先生(元愛媛大学の先生)に、花冠を贈呈しているが、賀状に、「花冠のエッセイ興味深く読んでおります」とあった。
コメント (4)
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