パスワードをお確かめください

WindowsXPの起動時にパスワードを要求するように設定している。　パスワードを入力する場所に　タカタカタカ　とキーボードを叩きお決まりのパスワードを入力するわけだが、たまに間違えてしまうこともある。そうすると「パスワードを忘れましたか？」というメッセージが表示されていた。あれにはムカッとくる。ちょっと間違えただけじゃないか、生身の人間なんだから間違えることだってあるわぃ。とその度ＰＣに文句を言っていた。その甲斐あってか、最近のメッセージは「パスワードをお確かめください」に変わった。なんだ、話せばわかるじゃないかこいつ。そうそうお確かめくださいなら腹もたたない。

昨日飲み仲間と話をしていた。近頃不要のサービスが多すぎる　と。彼曰く、電車の精算機、切符を入れ不足金額を確認し、ポケットから小銭を取り出そうとしていた矢先、「投入金が不足しています」と機械からのアナウンス。「今、小銭だそうとしとんじゃぃボケ！ちゃんと見とけ！」と言って本気で機械をぶん殴る彼。
　横断歩道の信号待ち、「青になりました、左右を確認して渡りましょう」って聞き終わる頃にはもう向こう側に渡り終えていたり。　コンビニのＡＴＭ、「現金をおとりください」と大きな声のメッセージ。現金持ってるのバレるやないか！。襲われたらどないしてくれるねん。　お店の自動ドア、入ると「いらっしゃいませ」出るとき「ありがとうございました」と無機質な声。たまにメッセージがあべこべになっている店にでくわすこともある。

　機械が声をださないといけないのだろうか。セキュリティを考えての「声」もあるだろう。だが不要なサービス、見直してもらいたいな。