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珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

やりたかったらやっている

2019-11-24 | 日記
前スレで書いたように、私は結婚してからも子どもが欲しいと思ったことがなくて、そんなことより一生仕事をバリバリしていたいと思っていた。
仕事が面白かったし、家庭も二人だけで満足だった。
そのことで迷ったことも悩んだこともなかったし、誰からも何も言われたことがなかった。

でも、人って気が変わるものである( ̄人 ̄)
私はその時のことを妙に覚えている。
結婚して、十数年後のある晴れた日。
会社の昼休みに、一人で千円もするランチを食べてコーヒーを飲んでいた時、ふと
「この千円って私だけのために消費されるだけだけど、千円で献立を考えて子どもに食べさせて人を育てるって生産性があるなあ」と思った。
そう思ったらメリメリと「出産、育児も面白そうだなあ」思い立ってしまった。
そう強く、思い立ってしまった……

子どもは冗談みたいに、あっさりと授かってしまった。

その時私は、周りが口にこそ出さなかっただけで
「ずっと欲しかっただろうに可哀想に」と思っていた人が多かったことにびっくりした。

「いやいや、そうだったらとっくにあの手この手で産んでますって(笑)」

夫も似たようなことがあって、医学部を辞めたなんて残念だったねとか、もったいないねと言われるたびに苦笑いしている。
「それがやりたいならやってるよ」

ブログを書いていると、いろんな感想を頂くことがあるけど、それも似たようなことがある。
アクセス狙いでしょとか静かだねとか。

それがやりたかったらやってますってばー d(゚∀゚)b

人とコミュニケーションがとりたかったらそういうやり方をするし、アクセスを上げたかったらそんな手段を講じるし、周りに合わせたいなら合わせるし、それがやりたい時はそうしてきたし、自分の人生なんだから、自分がやりたいことをしますってば。
誰でもそうじゃないだろうか。

やりたいことは本人にしかわからない。
他人が勝手に決めつけるものでも口出すものでもないのであ~る。

こんな人もいる3

2019-11-24 | 日記
毎年お正月は、夫の家族一同で集まる。
夫の母と、夫の兄家族と、私たち家族である。

世の中には、夫の実家や親戚付き合いが苦痛な嫁というのがおられる中、私はその点では恵まれていたと思う。
皆で集まる時間は本心から楽しい。

私が夫の家族が好きなことの一つが、全員が、誰も人と比べないところである。

二人兄弟の義兄と夫は漫画みたいにタイプが違うけど、夫は「家族からは」優秀な兄貴と比較されたことは一度もないと言った。
義兄には4人の子どもがいるが、その子どもたちの比較のような話も、私は一度も聞いたことがない。

兄嫁と私の比較も、嫁いでから誰からもされたことがない。

そういえば4人子どもを産んだ義姉が傍にいながら、ずっと仕事ばっかりで子どもなど考えなかった私に、
誰からも、ただの一言も何か言われたこともなかった。

子どもを産んでも、歩くのがいつ、喋るのがいつのたびに、
「ふつうはね、誰それちゃんのところはね」と実母はいちいち口を挟んでも、義母は一切そういうことは言わなかった。

そういう人がいることも理解できないと思うし、理解しろともいわないれど。

ナンチャラ相対だとか、
ランクでいったら誰様が王者でどこがだとか、
同級生の誰と比べてどうの、ご近所の誰それはその点どうの、
誰それと比べて自分は勝った、誰ちゃんはああなのに誰べえはねえ……
そういう話がごくごく当たり前すぎて、当然のように口をつく人はいる。

そう思わない人もいる。