珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

娘との会話11

2018-12-04 | 娘と夫の話
娘が帰宅後、制服を脱ぎ散らかしながら一気にまくしたてた。
「ああ、私頭おかしい。狂ってる。そういう病気だと思う。無理。すべてが無理。
頭も回らないし、あのね、私、ないはずの声が聞こえてくるの。
で、今日オネエに話しかけられたんだけど、それは逆に聞こえなくて、え?!ってびっくりして。
集中できる授業はまあできて、ちゃんと落書きもしないでいられるんだけど、ダメな時は全然ダメで、変になって、息が苦しくて、自分が何やってるかもわからなくて、心がなんというか、気持ちわるい?ウウッて吐きそうになる。
もうあああああああーーー!!って叫びたくなる。
人って嫌いなことしてるとおかしくなるよ。病気。そういう病気」


「ないはずの声が聞こえてくる?それ幻聴やん( ;∀;)

まあよほど、何もかもが嫌なんだろう。
やりたくないことを、制服を着て、ジッと椅子に座って、時間割を決められて発狂寸前なんだと思う。
発狂してもいいが、頼むから卒業まで待ってくれ~(T人T)

以前友人に「××がブログ書いてるの知ってる?教えてあげようか」と言われたことがあったが、私はその人が、好きか嫌いかふつうかというと嫌いだった。
だから言下に断った。

嫌いなものを悪口を言うのが楽しくて見るという人がいるが、人は本当に嫌いなものなら見ない。
貴重な自分の時間を、自分に関するものならいざ知らず、不愉快なものに注ぎたいわけがないからである。
楽しいなら、それは人を見下す優越感程度のものなんだろう。

楽しいって、もっと「浸食を忘れることくらいのもの」を私なら欲しくてたまらないが。

劣等感しか知らない娘も何だけど、早くトンネルを抜けて、そのくらい好きなことを見つけてほしいと、これだけは切に願うことである。
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