の坐すと地と魂の鎭まる地

社や陵、墓所についてや、について勝手氣ままに綴っていきます。

北海道宮 / 北海道神宮

2013年10月21日 01時30分47秒 | 北海道、東北(青森、秋田、山形)
■二の鳥居■
(18th June 2008)



★石狩國一之宮北海道宮★ 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474

・舊社格は官幣大社。

・祭は大國魂、大那牟遲、少彥名。明治天皇を配祀。

・石狩國一之宮。

・明治二年(1869)に明治天皇の詔により、北海道開拓の守護として、大國魂、大那牟遲、少彥名の開拓三を祀る北海道鎭座祭が東京で行われ、その後、當時の開拓使長官の東久世通禧や開拓判官島義勇らにより開拓三が札幌の地に移されたことにはじまる。

・全国一の宮会においては、蝦夷國新一の宮とされている。

・北海道開拓當時、樺太、千島に進出を進めていたロシアに對する守りということで、正門が北東を向く。

・明治三年(1870)、仮社殿が建てられた。

・明治四年(1871)、現在地に社殿を建て、社名を札幌社と定めるとともに國幣小社に列し、そのさらに翌明治五年(1872)には官幣小社となった。

・昭和三十九年(1964)、明治天皇を合祀、社名を現在の北海道宮へと改めた。


■參道■
(18th June 2008)
 


■手水舎■
(18th June 2008)

 

■門■
(18th June 2008)

 

■拜殿■
(18th June 2008)
 


■開拓判官島義勇像■
(18th June 2008)
 

・元佐賀藩士。
・明治新政府において藩主鍋島直正が蝦夷開拓督務になると、蝦夷地に通じているということで蝦夷開拓御用掛に任命され、さらに開拓使主席判官に就任し、北海道の發展に身を尽くした。
・安政時代に、蝦夷地と樺太を探檢調査し、『入北記』という記錄を殘す。


■末社穗多木社■
(18th June 2008)

 
・北海道拓殖銀行物故者の御靈を祀る。


■末社札幌鑛靈社■
(18th June 2008)


・北海道鑛業会殉職者の御靈を祀る。


■末社開拓社■
(18th June 2008)

 
 

・開拓功勞者三十七柱を祀る。吾妻謙命、伊能忠敬命、井上長秋命、岩村通俊命、岡本監輔命、田命、小林重吉命、近藤重藏命、佐藤信景命、佐野孫右衞門命、島義勇命、水谷公考命、下國安藝命、鈴鹿甚右衞門命、栖原角兵衞命、田屋嘉兵衞命、武田信廣命、田崎東命、伊達邦直命、伊達邦成命、田村顯允命、續豐治命、中川五治命、永山武四命、鍋島直正命、早川彌五左衞門命、東久世通禧命、本多利明命、松浦武四命、松川辨之助命、松田傳十命、松前慶廣命、松前廣命、宮林藏命、村山傳兵衞命、最上内命、依田勉三命。


((コメント))

2008年6月18日

 ありがちな宮という形の建築である。新しいというか、輕い雰圍氣がする。もちろん、橿原宮、明治宮でも輕いと感じる人なので、仕方はないか。吉野宮は重い感じがするのだけど。平安宮はうねってましたっけ・・・


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