■二の鳥居■
(18th June 2008)
★石狩國一之宮北海道宮★ 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
・舊社格は官幣大社。
・祭は大國魂、大那牟遲、少彥名。明治天皇を配祀。
・石狩國一之宮。
・明治二年(1869)に明治天皇の詔により、北海道開拓の守護として、大國魂、大那牟遲、少彥名の開拓三を祀る北海道鎭座祭が東京で行われ、その後、當時の開拓使長官の東久世通禧や開拓判官島義勇らにより開拓三が札幌の地に移されたことにはじまる。
・全国一の宮会においては、蝦夷國新一の宮とされている。
・北海道開拓當時、樺太、千島に進出を進めていたロシアに對する守りということで、正門が北東を向く。
・明治三年(1870)、仮社殿が建てられた。
・明治四年(1871)、現在地に社殿を建て、社名を札幌社と定めるとともに國幣小社に列し、そのさらに翌明治五年(1872)には官幣小社となった。
・昭和三十九年(1964)、明治天皇を合祀、社名を現在の北海道宮へと改めた。
■參道■
(18th June 2008)
■手水舎■
(18th June 2008)
■門■
(18th June 2008)
■拜殿■
(18th June 2008)
■開拓判官島義勇像■
(18th June 2008)
・元佐賀藩士。
・明治新政府において藩主鍋島直正が蝦夷開拓督務になると、蝦夷地に通じているということで蝦夷開拓御用掛に任命され、さらに開拓使主席判官に就任し、北海道の發展に身を尽くした。
・安政時代に、蝦夷地と樺太を探檢調査し、『入北記』という記錄を殘す。
■末社穗多木社■
(18th June 2008)
・北海道拓殖銀行物故者の御靈を祀る。
■末社札幌鑛靈社■
(18th June 2008)
・北海道鑛業会殉職者の御靈を祀る。
■末社開拓社■
(18th June 2008)
・開拓功勞者三十七柱を祀る。吾妻謙命、伊能忠敬命、井上長秋命、岩村通俊命、岡本監輔命、田命、小林重吉命、近藤重藏命、佐藤信景命、佐野孫右衞門命、島義勇命、水谷公考命、下國安藝命、鈴鹿甚右衞門命、栖原角兵衞命、田屋嘉兵衞命、武田信廣命、田崎東命、伊達邦直命、伊達邦成命、田村顯允命、續豐治命、中川五治命、永山武四命、鍋島直正命、早川彌五左衞門命、東久世通禧命、本多利明命、松浦武四命、松川辨之助命、松田傳十命、松前慶廣命、松前廣命、宮林藏命、村山傳兵衞命、最上内命、依田勉三命。
((コメント))
2008年6月18日
ありがちな宮という形の建築である。新しいというか、輕い雰圍氣がする。もちろん、橿原宮、明治宮でも輕いと感じる人なので、仕方はないか。吉野宮は重い感じがするのだけど。平安宮はうねってましたっけ・・・