■參道■
(12th November 2008)
★農社★ 宮崎県児湯郡都農町大字川北13294
・延喜式内社、日向國兒湯郡、農社。
・舊社格は國幣小社。
・祭は大己貴命。
・日向國一之宮。
・社傳では、武天皇が東征に向かう際に自ら祀ったのが創建という(紀元前666)。
・功皇后が三韓征伐に際して舟の守護として「吐乃大明」を勸請したとの『塵添壒囊抄』の記事を引用して、皇后が凱旋後に社殿を造營したのが初めであると傳えられる。
・承和四年(837)、官社に列せられる。
・疫病に對し驗があるとされている。
・天正年の大友島津の爭亂にあい社殿は兵火にかかり、祕藏の寶物古文書等を燒失。その後、衰退して行き、延寶三年(1675)には「其後取立る人もなしとて、僅の小社となり御名さへ知らず、只明とのみいへり」といった狀態であったという。
・元祿五年(1692)、鍋藩主秋月種政によって再興されるとともに、元祿十四年(1701)に社領二十石が寄進されて以來、江戶時代を通じて歷代の鍋藩主から崇敬された。
・舊記によれば、往古は日向國第一の大社として社殿壯大、境内廣闊で第三鳥居は十五~六丁、第二鳥居は六~七丁のに亘って建立せられたといい、古蹟が今なお認められる。
・『塵袋』には「吐乃大明」とあり、『塵添壒囊抄』はそれに追書して疱瘡の治療に靈驗あらたかであると載せている。また田畑の虫害を除くとの信仰もあった。
・「日向國一之宮」として庶民はもちろん在地領主からも崇められ、天文十八年(1549)、伊東義祐によって社殿が造替された。
■門■
(12th November 2008)
■拜殿■
(12th November 2008)
■本殿■
(12th November 2008)
■攝社素盞嗚社■
(12th November 2008)
・祭は素盞嗚尊。
■攝社手摩乳社および足摩乳社■
(12th November 2008)
・祭は手摩乳命、足摩乳命。
■末社熊野社■
(12th November 2008)
・祭は速玉男命、事解男命、菊理比賣命。
■末社愛宕社■
(12th November 2008)
・祭は火產靈命。
■輿庫■
(12th November 2008)
■池■
(12th November 2008)
((コメント))
2008年11月12日
駐車場に車を停めて車から出て足をついた瞬に、期待を裏切られたという感じだった。ここまで、何も感じないというかカスカスなところは非常に貴重である。紀伊の熊野本宮大社も樣がいないが、しかし、まだ山の木木で、まだ殘り香的な氣はあるが、ここに到ってはそういうものも全くないレベルであった。結果、九州ではたくさんの社を周らせてもらったが、ここが一番、何も感じないというか、スカスカな社であった。一之宮がこれではがっくりだ。普通に、奈良のそこらの山に行く方がはるかに心地よく、氣も充實している。
(12th November 2008)
★農社★ 宮崎県児湯郡都農町大字川北13294
・延喜式内社、日向國兒湯郡、農社。
・舊社格は國幣小社。
・祭は大己貴命。
・日向國一之宮。
・社傳では、武天皇が東征に向かう際に自ら祀ったのが創建という(紀元前666)。
・功皇后が三韓征伐に際して舟の守護として「吐乃大明」を勸請したとの『塵添壒囊抄』の記事を引用して、皇后が凱旋後に社殿を造營したのが初めであると傳えられる。
・承和四年(837)、官社に列せられる。
・疫病に對し驗があるとされている。
・天正年の大友島津の爭亂にあい社殿は兵火にかかり、祕藏の寶物古文書等を燒失。その後、衰退して行き、延寶三年(1675)には「其後取立る人もなしとて、僅の小社となり御名さへ知らず、只明とのみいへり」といった狀態であったという。
・元祿五年(1692)、鍋藩主秋月種政によって再興されるとともに、元祿十四年(1701)に社領二十石が寄進されて以來、江戶時代を通じて歷代の鍋藩主から崇敬された。
・舊記によれば、往古は日向國第一の大社として社殿壯大、境内廣闊で第三鳥居は十五~六丁、第二鳥居は六~七丁のに亘って建立せられたといい、古蹟が今なお認められる。
・『塵袋』には「吐乃大明」とあり、『塵添壒囊抄』はそれに追書して疱瘡の治療に靈驗あらたかであると載せている。また田畑の虫害を除くとの信仰もあった。
・「日向國一之宮」として庶民はもちろん在地領主からも崇められ、天文十八年(1549)、伊東義祐によって社殿が造替された。
■門■
(12th November 2008)
■拜殿■
(12th November 2008)
■本殿■
(12th November 2008)
■攝社素盞嗚社■
(12th November 2008)
・祭は素盞嗚尊。
■攝社手摩乳社および足摩乳社■
(12th November 2008)
・祭は手摩乳命、足摩乳命。
■末社熊野社■
(12th November 2008)
・祭は速玉男命、事解男命、菊理比賣命。
■末社愛宕社■
(12th November 2008)
・祭は火產靈命。
■輿庫■
(12th November 2008)
■池■
(12th November 2008)
((コメント))
2008年11月12日
駐車場に車を停めて車から出て足をついた瞬に、期待を裏切られたという感じだった。ここまで、何も感じないというかカスカスなところは非常に貴重である。紀伊の熊野本宮大社も樣がいないが、しかし、まだ山の木木で、まだ殘り香的な氣はあるが、ここに到ってはそういうものも全くないレベルであった。結果、九州ではたくさんの社を周らせてもらったが、ここが一番、何も感じないというか、スカスカな社であった。一之宮がこれではがっくりだ。普通に、奈良のそこらの山に行く方がはるかに心地よく、氣も充實している。