の坐すと地と魂の鎭まる地

社や陵、墓所についてや、について勝手氣ままに綴っていきます。

靈光殿天滿宮

2012年03月19日 01時40分36秒 | 近畿(滋賀、京都)
■鳥居、表門■
(24th April 2009)
 


★靈光殿天滿宮★ 京都府京都市上京区徳大寺殿町365

・舊社格は村社。

・祭は菅原道眞、川家康。

・寛仁二年(1018)、菅原道眞六代後裔義が勅命により河内國若江郡に殿を建てたのが始まりという。

・社名は、道眞の左遷の際、天から一條の光とともに天一帝釈天が降臨したとの傳説に因む。

・蒙古襲來の際、後宇多天皇が當社にて夷賊退治の祈禱を行わせたところ、元の船がことごとく沈んだ爲、『天下無敵必勝利運』の額を天皇より賜ったという。

・應仁の乱の際に社領を失い、東寺境内に遷座。

・江戸時代に社家の若江家が再興され、塔之段に社殿を再建、寶暦十一年(1761)に現在地に遷座。

・川家康は當社を深く崇敬し、元龜元年(1570)に天下太平の祈願をし、また、若江家の再興に尽力。家康の死後の寛永十三年(1636)、川家光が仙洞御所にあった家康の像を當社に移し、祭とした。


■社號標■
(24th April 2009)
 


■拜殿■
(24th April 2009)



■本殿覆い屋■
(24th April 2009)



■本殿■
(24th April 2009)


・明治五年(1872)に近衞家の舊鎭守社を移築。

 
((コメント))

2009年4月24日

 京都だけに菅原道眞の天滿宮が多いのであるが、名稱が興味深いので立ち寄ることとした。京都の街中の小さな社であるが、大切にされているのがわかるところである。


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