時事川柳（入選という花を探して）

政治家や役人の失言、不祥事、不手際は良質のネタになるので、テレビの国会中継やワイドショーは録画してでも見たいのですが録画していません、録画しても見る時間がないのです。

新聞記事もそんな視点で見ていたら「カキツバタ群落危機」の大きな見出しが目に留まりました。

盛岡市の花はカキツバタ、市のホームページによると古くから市内各地に自生し、山岸地区の群落は岩手県の天然記念物に指定されている。その群落がヨシなどの雑草が繁茂したため、かつて一面に咲き誇っていた紫の花は散見される程度になっているとういう記事。

市の教育委員会と岩手大学が共同研究を行い、効果的な除草時期などを割り出していたが、連携が悪くその成果を保全活動に取り組んでいる地元の民間団体に伝えていなかったそうで、官学に対し連携を望む声が寄せられています。

ヨシとアシは同じもので、アシは「悪し」で縁起が悪いと、反対の「良し」ヨシに読み替えているとのことで、スルメ⇒アタリメもそうでしょう。

という訳で詠んだのが

官学民連携悪しくヨシ繁茂

 

 

時事川柳（入選という花を探して）

げっぷが出るほど「ご飯論法」食らわされる国会中継で、もひとつ感じが悪いのが某副総理兼財務大臣。

「ご飯論法」で訳の分からぬ質疑応答を、笑いをかみ殺しているとしか見えない顔で聞いており、自身の答弁では、耳や鼻をこすりながら不快感を露わにしているとしか思えない態度を見せ、「ワタチどもとしては、・・・・と承知イタチており・・・・・・・ス」

などとと「たちつてと　さしすせそ」が不明瞭、語尾も不明瞭。内容も、アッと驚くようなことを平然と宣い、非難されればすぐ撤回しお詫びしますが、頭は下げません。

最近では森友学園への国有地売却に関わる決裁文書改ざんを巡り「書き換えられた内容を見る限り、バツをマルにしたり白を黒にしたりするような、改ざんといったような悪質なものではないのではないか」と述べ、与党の一部からも苦言を頂戴しております。

悪質発言をするたびに良質なネタを提供してくれる貴重な存在ですが・・・・・・昨日に続く国会批判の入選句

悪質な発言続くべらんめえ