山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

栗駒山(紅葉)

2023-10-13 11:04:39 | 旅行

10月12日(木)に栗駒山(くりこまやま 1627m)で紅葉を堪能してきました。

「猛暑の影響で紅葉する前に枯れた木が多い」これは他の山に関する情報ですが、もっと鮮やかな色彩美を期待していましたので、同じことが起こっていたのかもしれません。

この日は宮城県側のいわかがみ平(1113m)からの中央コース、標高差514mで歩行距離2.9km、コースタイムは2時間(ガイドブックによっては1時間30分)を歩きました。これは9本の中で最も易しいコースで、他のコースは2時間30分から4時間、6時間までとバラエティーに富んでいます。

いわかがみ平から東栗駒コースを登り中央コースを下りたことがありますが、大きな段差、徒渉、泥濘など歩きにくいので中央コースを往復しました。

いわかがみ平駐車場の混雑を避けるために、この時期は3.5km手前の駐車場からシャトルバスが運行されていますので利用しました。

普通車540台、大型バス15台収容の駐車場が、7時半前なのに沢山の車で埋まっていました。

青空に期待。

いわかがみ平には普通車100台、大型バス10台収容可能ですが、許可車以外は利用できません。

7時50分に歩き始めました。初めは20cm程度の石を並べてコンクリートで固めた歩きやすい登山道で、普通の運動靴、運動靴ではない靴で歩く人もいました。

山頂で泥だらけの登山靴を見れば東栗駒コースを登った人、きれいな登山靴を見れば中央コースを登った人とはっきり分かりました。

25分ほど歩いたところで、目指す栗駒山が見えてきました。

これは綺麗だ。

歩き始めて1時間、山頂がはっきりと見えます。もっと赤が強ければ良いのになあと思いましたが贅沢かもしれません、これはこれで綺麗です。

振り返れば紅葉の中を歩いてきたことが分かります。

岩手県側の北の空は灰色の雲で覆われてしまいました。

南側はこの通り。

9時47分に山頂に着くと沢山の登山者で、座る場所の確保に苦労するほどでした。

雲が多くて360度の大展望は期待外れに終わりました。

雲が無ければこの方向に鳥海山と月山が見えるはずです。

こちらはお隣の焼石岳ですが、その先の岩手山は雲の中です。

山頂ではお握りを食べて30分ほど休憩し、スマホから「超速報」を投稿しました。

雲がなくなり一気に展望が開けることは期待できないので10時50分に下山を開始しました。

自宅を出発したのが5時50分ですので、こんなに早く下山することを不思議に感じたのは、最短コースのおかげです。

 

下山中も立ち止まっては紅葉に見とれました。同じような写真が出てくると思います。

時々振り返ります。

11時48分にいわかがみ平に到着しました。

左が栗駒山で右が東栗駒山だと思います。

帰りは経費節約のため高速道路は使わずに一般道を走りましたが、15時前に自宅に着いてしましました。遠くて時間がかかると思っていた栗駒山(岩手県では須川岳と呼ぶ)ですが、印象が変わった一日でした。


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2 コメント

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Unknown (shu2702)
2023-10-13 16:54:41
栗駒山の登山、お疲れ様でした。
この日の栗駒山の様子をNHKのニュースで観ました。
登山道に行列ができるほどの賑わいでしたね。
山歩きさんは早立ちだったので、混雑に巻き込まれずに澄んだようですね。
やはり山は早立ちに限りますね。
山の紅葉の見頃は短いです。
これからは標高を変えて楽しめますが、ササやハイマツ、あるいは岩肌とのモザイク模様が楽しめるのは、山登りをした者の特権ですね。
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Unknown (山歩き)
2023-10-13 18:39:57
shuさんこんばんは。コメントありがとうございます。取材と思われるヘリコプター2機を目撃しましたが、NHKで全国放送とは驚きです。

昨日と今日、地元の民放で放送され、「神のじゅうたん」と称えていましたが、やはり鮮やかさが足りない印象でした。
光のあたり具合で紅葉の輝きがずいぶん違いますね。登山道脇で三脚に載せたカメラを構え、雲から太陽が現れるのをじっと待っている人を見かけました。

栗駒山は手軽にお目にかかれる紅葉の代表なのでしょう。このような放送で拍車がかかります。宿泊施設、日帰り温泉、食事処もありましたが、地元への経済効果はどうなのでしょう?
などと心配しながら、シャトルバス運行への協力金500円を使っただけでした。
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