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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

近場で「のだふじ」を楽しみました

2023-04-19 18:15:15 | 大阪のまちをぶらり
桜も一段落して藤の季節になりました。
例年は葛井寺あたりまで出かけるのですが、今年は近場の「のだふじ」を楽しみました。

ここで「のだふじ」について、福島区の広報紙から抜粋です。
藤の標準和名が「ノダフジ」であることをご存知でしょうか。「のだふじ」は福島区が発祥の地とされています。
現在の野田・玉川周辺はその昔、藤の名所で、室町幕府2代将軍・足利義詮が歌に詠み、江戸時代には「吉野の桜、野田の藤、高尾の紅葉」と並び称され豊臣秀吉も見物に訪れるほどだったそうです。
残念ながら、第二次世界大戦中の空襲で発祥の地とされる春日神社の藤の古木などもほぼ全滅してしまいましたが、のだふじの会をはじめとする地域の皆さんのご尽力により、今では各所で「のだふじ」が咲き誇り‥」

阪神電車に乗って野田駅にやって来ました。甲子園には阪神電車で行きますが、野田で降りたのは初めてかもしれません。



のだふじマップを手に入れて、のだふじ巡りのスタートです。



駅前ののだふじと阪神電車です。



やって来たのは、のだふじ発祥の地、春日神社です。



春日神社の藤は咲き出したばかりでした。



手前のマンションの藤はよく咲いていました。



こんなポスターがありましたが、なんとノダフジの命名者は牧野富太郎でした。春らんまんです。



そして、やって来たのは下福島公園です。



藤棚の藤もいいですが、こんな藤も大好きです。



藤棚を見れば「♪うすむらさきの藤棚の下で歌ったアベマリア‥君はやさしい君はやさしい女学生」という歌を口ずさんでしまいます(笑)



いい感じに咲いていました。



のだふじ巡りと言っても、こんな感じの藤を巡るので、九尺藤のような期待は禁物です(笑)



それで思い出しましたが、今年は久しぶりに丹波の白毫寺に出かけようかな。



福島は梅田のすぐ隣、まさに都会の中に咲く藤です。



このあと出入橋まで歩き、きんつばをお土産に買って帰りました。



※訪問日 2023.4.14

山城攻めのつもりが久能山東照宮に参拝

2023-04-18 18:15:15 | 知らない街をぶらり
岩殿城を楽しんだあとは、次の山城に向かいます。
それは大阪への帰り道にある、静岡県の久能山城です。(久能山東照宮と言った方がわかりやすいかも知れません)
朝に通った道を再び引き返し、東名高速の清水で降りて20分で到着です。

下から見上げれば、なかなか手強そうな山城です



はじめから石段が続きます。



美しい石段です。さすが大御所様の御廟です。



登るにつれて景色も良くなってきます。



ビニルハウスでは、いちごが栽培されています。ここは石垣いちごの産地として有名です。



眼下には太平洋が広がります。晴れていれば伊豆半島も見えるはずです。



久能山城の歴史です。



いよいよいよ本丸、いやいや社殿です。



今年は大ブレーク間違いなしの徳川家康ですが、家康の遺言によりここに葬られました。



そして、二代将軍の秀忠により道営されたのがこの東照宮です。



日光東照宮には行った事がありますが、ここには初めてのお詣りでした。



「この瓦が目に入らぬか」と言わんばかりの輝きです。



国宝の御社殿です。日光東照宮も立派でしたが、久能山東照宮も立派でした。家康さんのご威光を十分に感じました。



山城を攻めにきたのですが、最後はそのこともすっかり忘れていました。



久能山には石段を登ったのですが、ロープウェイ もありました。ただし日本平からなので、そこまで行く必要があります。
久能山からは富士山は見えませんでしたが、日本平からは良く見えます。(この時間は多分見えなかったと思います)
こうして、一泊二日の箱根の山旅は終わりました。

※訪問日 2023.4.12

岩殿城(岩殿山)を攻める

2023-04-16 18:15:15 | 山歩き
この日は本来なら伊豆の天城山に登る予定でしたが、天候が今ひとつなので山城巡りに変更しました。
私もお城は好きな方ですが、あとの二人は大の山城好きなので即決しました。
そこで向かったのは、山梨県大月市にある岩殿城です。
静岡県沼津から山梨県大月は遠いように思いますが、車で1時間ほどです。
しかも途中は富士山の横を通るので、富士山も見えるというおまけつきです。

沼津では見えなかった富士山ですが、御殿場あたりから姿を見せてくれました。須走浅間神社からの富士山です。



曇りの予報でしたが、あっぱれな日本晴れでした。名残の桜もありました。



なんとも素晴らしい富士山を拝むことができました。



中央線の大月駅が近づいてくると、前方に岩殿山が見えてきました。



車窓からなので何でも写っています(笑)



名前の通り大きな岩が特徴の山です。この山全体が岩殿城でもあります。


今回は、急に行き先を決めたので岩殿山のことを下調べしていませんでした。
頂上に一番近いルートは崖崩れのために通行止になっていて、現在登れるルートは一箇所だけでした。
駐車場を探しているうちに偶然そのルートの登山口につきました。
登山口から頂上までは50分ほどでしたが、けっこう急な坂道で滑りやすい登山道でした。

そして、いきなり頂上です(笑)ここからも、なんとか富士山が見えました。



ここに本丸があったそうです。岩殿城は小山田氏の居城でした。ここを頼ってきた武田勝頼を裏切ったことで知られています。



標高は634mです。どこかで聞いたことのある高さです(笑)



山の下をJR中央線や中央道などが通り、交通の要衝でもあります。ちょうど中央線を「あづさ」がゆきました。



実は、岩殿山も富士山の見える山として知られています。



山道には、リンドウが咲いていました。



下山時に寄った「鬼の岩屋」です。大きな岩屋でしたが、岩の壁面といい、この山全体が岩の塊なのかと考えさせられました。



岩殿山も手軽に登れて富士山が見える山なので、ここに行って良かったです。
さて、この日はもう一つ山城に向かったのですが、それは次回のお楽しみということで。

※訪問日 2023.4.12

天下の秀峰 金時山に登りました

2023-04-15 17:15:15 | 山歩き
石鎚山や大山、そして秋の月山に登ったメンバー3人で箱根・伊豆の山をめざしました。
箱根では金時山、伊豆では天城山の予定でしたが、天候の関係で金時山だけになってしまいました。

大阪を5時半に出発して、金時山の登山口(公時神社)に到着したのは10時20分でした。
途中、御殿場あたりで富士山がよく見えましたが、天気予報は下り坂だったので、富士山に会いたい一心で急いで登りました。

駐車場から見上げた金時山です。



頂上まで75分とありますが、この山の標識に書かれたコースタイムは健脚者向けでした。



公時神社にお詣りして登山開始です。



公時神社には、金太郎のモデルになった坂田公時が祀られています。



最初はなだらかな山道を登っていきますが、後半は結構きつかったです。



アプリで調べると、ビオラと出てきました。



ビオラが咲く山道です。



「金時宿り石」と呼ばれる大きな岩が現れました。



このあと黙々と歩き、登山口から約1時間半で頂上に到着です。



必死に歩いて楽しみにしていたものは、もちろん富士山です。



少し霞んでいますが、会えて良かったです。



雲に隠れてしまうのではと心配していた富士山ですが、その姿をしっかりと見せてくれました。



頂上からの眺望です。こちらは、芦ノ湖方面の眺めです。



その左手には箱根山です。大涌谷の白煙も見えました。



頂上の茶屋でお蕎麦を食べている間に、富士山に雲がかかってきました。急いで登ってきて良かったです。



富士山の天気は本当に変わりやすいです。そろそろ下山です。



登山道には桜も咲いていました。それにしても、外国人の登山者が多かったです。



登山口まで戻ってきて、金時山を振り返りました。金時山は、手軽に登れて富士山も見える、とてもいい山でした。



この日は泊まる所を決めていなかったので、ホテルの多い御殿場か沼津かで悩みましたが、結局お酒と肴が美味しい沼津に決定しました。
夜は沼津の居酒屋をはしごして、お魚とお酒を楽しみました。

※登山日 2023.4.11

ハイキングのあとは「撮り鉄」です

2023-04-14 19:15:15 | 鉄道
高御位山から下山したのは1時半ごろでした。
少し時間があったので、車で30分ほどの所にある北条鉄道の法華口駅で「撮り鉄」をしていくことにしました。
駅に到着すると駐車場はいっぱいの状態で、たくさんの鉄道愛好家?がホームにいらっしゃいました。
後10分ほどで列車が到着するので、私たちも俄か「撮り鉄」になって列車を待ちました。
この北条鉄道は何度か撮りに来たことのある鉄道ですが、法華口駅には新しいホームができていました。


花びらが舞いだした桜の中を、ディーゼル音を響かせて列車がやって来ました。



今にも降り出しそうな天候でしたが、列車の到着と同時にポツポツと雨が落ちて来ました。



曇り空の中ですが、桜と気動車も絵になるものです。



キハ40系気動車です。



粟生方面に向かって列車は動きだしました。以前のホームは使われていないようでした。



こんな感じで「撮り鉄」さんがいらっしゃいました。びっくりしたのは、ほとんどが私と同世代の方々だったことです。



みなさん桜と北条鉄道を撮りに来られたのでしょう。私も撮ることができてラッキーでした。



法華口駅に初めて来たのは、女性のボランティア駅長さんがいらっしゃる頃です。



というわけで、懐かしい写真を1枚。(2016.6.26)



今回は俄か「撮り鉄」ということでカメラもコンデジでしたが、またゆっくりと撮りに来たくなりました。
それにしても、撮り鉄爺や撮り鉄婆の多さにびっくりしました(笑)


※訪問日 2023.4.5