はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

唐松岳紀行〜頂上からの眺望〜

2018-08-08 18:27:55 | 山歩き
唐松岳の頂上をめざします。山小屋から頂上までは20分です。

頂上への道です。頂上はすぐそこに見えています。右手は不帰ノ嶮です。



右手に白馬岳へと続く稜線を眺めながら登ります。



振り返れば、五竜岳が堂々とした姿を見せてくれました。



頂上です。剱岳も微笑んでくれました。



槍ヶ岳が見えました。その左手には穂高岳です。山に登って、槍ヶ岳が見えると単純に嬉しいものです。



あらためて王者劔とご対面です。



劔・立山、その左奥に信さんが登った薬師岳が見えます。



五竜の王です。貫禄のある山容です。



遠くに見えるのは南アルプスでしょうか。



頂上山荘ですが、影になって見えにくいです。



高妻山方面の山々です。



白馬岳方面の山々です。



そして、富士山も見えました。富士山まで見えるとは思っていなかったので感激しました。



左から八ヶ岳、富士山、南アルプスです。(だと思います。)



不帰ノ嶮への道が続きますが、この道はおそらく通ることはないでしょう。



槍穂に別れを告げて下山を開始です。



頂上に向かう時には、まだ薄暗くて気がつかなかったのですが、山荘横の斜面にコマクサが咲いていました。



コマクサにも会いたかったのですが、やっと会うことができました。



朝の光を浴びてコマクサが輝いていました。



※訪問日 8月2日

唐松岳紀行〜素晴らしい朝を迎えました〜

2018-08-07 18:21:51 | 山歩き
この日の長野県の日の出時刻は4時54分でした。4時半に目を覚ましてご来光を拝むために外に出ました。

東の地平線が赤く染まってきました。



雲海とはちがう、白いベールのようなもので覆われていました。



朝日は高妻山の方から昇ってくるのでしょうか。



島のように浮かんでいるのは浅間山でしょうか。



雲が光り出しました。



なかなかの強風が吹いていました。一瞬にして帽子を飛ばされた方もいました。



強い風に植物も小刻みに揺れています。



剱岳もゆっくりとお目覚めのようです。



唐松岳の頂上はご来光を見る人たちでいっぱいのようです。



こちらは小屋からご来光を見る人たちです。



五竜岳に向かって歩いていきたい衝動にかられます。



劔・立山に陽が当たりだしました。



五竜の王も目覚めたようです。



雲の間から朝日が昇りました。



王者劔も輝き出しました。



素晴らしい朝になりました。それではゆっくりと唐松岳頂上に向かうことにしましょう。



※訪問日 8月2日

唐松岳紀行〜感動の夕焼けが待っていました〜

2018-08-06 18:00:00 | 山歩き
唐松岳頂上山荘に着いた時から夕食の頃まで、山小屋のある稜線上はずっとガスの中でした。
そんな訳で、この日の眺望は諦めていたのですが、午後6時50分ころに急に外が明るくなって来ました。慌てて山小屋の外に飛び出して見ると、ガスが急に切れ出してきたようでした。

まず、左手の五竜岳が姿をあらわしてくれました。



剱岳のガスも切れて来ました。



唐松岳頂上のガスが綺麗でした。



剱岳がだんだんと見えて来ました。



五竜岳も輝き出しました。



唐松岳頂上では勢いよくガスが動いています。



剱岳も姿をあらわしてくれました。



剱岳のアップです。



西南の方向に見える山々です。



これは薬師岳でしょうか。



今日はもう夕焼けも見られないと、諦めていたのが嘘のようです。



山の天気は本当にわからないものです。



今日は雲が多い一日でしたが、最後に山の神様がご褒美をくれたのでしょうか。



五竜岳の後ろの雲が赤く燃えています。



剱岳の左には立山、その奥には薬師岳も望まれます。



五竜岳も暮れていきます。



感動的な夕焼けに、思わず手を合わせていました。



山の神様ありがとうございました。



部屋の窓からも暮れゆく剱岳が見えました。



このあとは、もちろん満天の星空になりました。久しぶりに天の川も見ることができました。外は風が強く寒かったです。下界では熱帯夜だというのに、ここでは「寒い、寒い。」を連発していました(笑)

※訪問日 8月1日

唐松岳紀行〜稜線付近はガスの中でした〜

2018-08-05 18:00:00 | 山歩き
唐松岳をめざして八方尾根を歩いています。

丸山ケルンが見えてきました。あそこまで行けば頂上山荘まで50分です。



ガスの中からあらわれたのは、不帰ノ嶮でしょうか。



ゴゼンタチバナです。登るにつれて高山植物の植生も変わってきたようです。



エゾシオガマでしょうか。



チングルマの群落もあらわれました。



蜂さんも嬉しそうです。



コバイケイソウもやっと見ることができました。



チングルマの果穂です。



不帰ノ嶮は白馬岳からの縦走路にあるのですが、名前通りの難所のようです。



唐松岳(左)と不帰ノ嶮(三峰)です。



唐松岳の頂上もはっきりと見えてきました。



不帰ノ嶮とはよく言ったものです。



ガスの中を行く登山者です。



頂上山荘に行く道は通行止めになっており、稜線を登って行くように道が付けられています。



不帰ノ嶮が迫力を増してきました。



下を見れば、深い谷に引き込まれそうです。



稜線に付けられた道を行きます。



両側が切れていて、ちょっと怖い所です。



最後にチシマギキョウがお出迎えしてくれました。



ガスの中に唐松岳頂上山荘が見えました。ここから頂上までは20分です。



やっと唐松岳頂上山荘に到着です。八方池山荘から6時間もかかりました。コースタイムの2倍近くかかっています(笑)今から20年ほど前ですが、実は唐松岳に登ったことがあります。その時は、日帰りで登りました。当時はそんな体力があったのに‥。



このあと頂上に行きたかったのですが、ガスがいっこうに晴れないので山小屋で待機することにしました。ここからは、晴れていれば正面に剱岳が見えるのですが‥。果たしてこのあと、天気は回復するのでしょうか。

※訪問日 8月1日

唐松岳紀行〜八方池あたりの高山植物〜

2018-08-04 18:07:55 | 山歩き
唐松岳をめざして、八方尾根を歩いています。
この時期に八方尾根に来たのは初めてですが、高山植物の多さに驚きました。
八方尾根からは左手に鹿島槍ヶ岳や五竜岳、右手には白馬三山が望めるのですが、この日は雲が多く眺望は期待できませんでした。
連日晴れが続いているのですが、先日の奥大日岳も雲が多く、期待していた剱岳が見られませんでした。今回も同じ結果です。雨は降っていないものの、これも「雨男」の力でしょうか(笑)

山の眺望は期待できませんが、道沿いのお花が楽しませて来れます。これはミヤマアズマギクです。



ニッコウキスゲです。今年は車山高原で堪能させてもらいました。



山は、あいかわらず雲に覆われています。



ユキワリソウが咲いていました。こんなお花はマクロレンズで撮りたいのですが、今回も18-135mmレンズです。



ハッポウウスユキソウです。



雲が切れて不帰ノ嶮が姿を見せてくれました。高山植物もいいですが、やはり山の姿が見えるのは嬉しいです。



オヤマソバでしょうか。



タカネマツムシソウも八方尾根ではよく見る花です。



やっと八方池までやって来ました。残念ながらガスの中でした。普通なら1時間のところを、写真を撮りながら来たので1時間半近くかかりました。ここには2016年の秋に訪れて、八方池に映る白馬三山をブログにアップしました。



晴れていればこんな絶景が広がります。(2016.10.1「紅葉の八方尾根へ」から)



ミヤマワレモコウと後ろの白い花はよくわかりません。



下ノ樺(しものかんば)にやって来ました。秋には紅葉が綺麗なところです。



この辺りのお花畑も見事なものでした。色とりどりの花たちが咲いていました。



タカネナデシコです。



ハクサンタイゲキです。



シロバナハナニガナでしょうか。



斜面にはニッコウキスゲが咲いていました。



雲の間から大きな山塊が見えてきました。ひょっとしたら五竜岳でしょうか。



イブキジャコウソウでしょうか。こんな岩のところに咲いている可憐だけれど逞しい花です。



上ノ樺も過ぎて扇雪渓までやって来ました。見上げると、夏山らしい風景が広がっていました。



今回も高山植物がたくさん登場しました。山には若い頃から登っているのですが、あまり高山植物には興味がありませんでした。知っているのはコマクサぐらいだったでしょうか(笑)カメラを持って登るようになってから、と言っても2〜3年のことですが、高山植物にも興味を示すようになったと思います。お花の撮り方もザックを担いだまま、見下ろすように撮っているので、あまりいい写真はありません。おまけにピントもあまいです。やはり、一つひとつの花と向き合って、時間をかけて撮らなければと反省ばかりです。

※訪問日 8月1日