はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

信楽高原鐵道に乗って(その2)

2016-07-12 19:39:00 | 鉄道の旅
信楽高原鐵道の旅をつづけましょう。
紫香楽宮跡駅を出ると、次の停車駅は雲井駅です。その間、わずか1分足らずです。
 (雲井駅に列車がやってきました)

この雲井駅には、駅舎があります。(途中駅で駅舎があるのはここだけです)古い木造の駅舎です。こんな駅舎は大切に保存してほしいものですが、勝手な願いでしょうね。
 (雲井駅の木造駅舎)

次の駅は、勅使駅といいます。「勅使」とは、天皇の使者のことですが、宮跡やら雲井(禁中をさすことば)やら、やたら重々しい駅名が並ぶ路線ですね。
 (勅使駅に入線する列車)

駅名はすごい名前なんですが、まわりは長閑な風景です。列車からは女子高生が一人だけ降りてきました。
 (勅使駅に到着です)

貴生川に向かって列車が走っていきます。ほぼ1時間に1本で上り下りが運行されています。
 (踏切のある風景)

信楽高原鐵道は1両編成の列車です。私が乗ったのは、ロングシートの座席でした。
 (ミラーに映った車内)

そして、終点の信楽駅です。貴生川駅を出て24分の旅でした。信楽は、さすがにタヌキの町です。駅ではたくさんのタヌキがお出迎えしてくれます。
 (信楽駅にて)

駅前では大きなタヌキが迎えてくれます。よく見ると、「タヌキ電話」と書いてありました。信楽ならではですね。
 (タヌキ電話)

信楽は「日本六古窯」の一つに数えられる陶芸のまちです。あちらこちらにある信楽焼の窯元では、所狭しとタヌキが並んでいました。
 (タヌキの行列)


貴生川から14キロちょっと24分の鉄道の旅でしたが、美しい風景と旅情あふれる楽しい鉄旅でした。いつまでも走り続けて欲しい小さな鉄道ですね。
 (車窓から)

※今回の信楽高原鐵道の旅は貴生川まで車で行き、そこから列車で信楽を往復しました。そして、再び車で沿線を巡りました。(カメラ:FUJIFILM X-T10  レンズ:FUJINON FX18-135mm)


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2 コメント

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Unknown (よっちん)
2016-07-12 22:01:54
信楽高原鉄道が
新型車両を導入し
企業努力を続けていることに
拍手を送りたいんですよねぇ。

頑張ってほしいなぁ。

応援ぽち
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Unknown (はりさん)
2016-07-13 07:31:52
会社も地域の方々も
みんなで盛り上げている
姿勢が伝わってきました。

がんばれSKRです。
返信する

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