琵琶湖で冬の風物詩「しぶき氷」に出会いました

第1なぎさ公園で「菜の花と雪山」の撮影をしましたが、あまりの寒さに20分ほどで切り上げました。
その後、湖岸道路を南下していると、湖岸で何やらキラキラと輝いています。
気になったので見に行くと、なんと湖岸の草木が凍りついているではありませんか。


これが、そのキラキラの正体です。




「しぶき氷」というそうで、琵琶湖の冬の風物詩だそうです。




風にあおられた波が草や樹木にかかって凍る現象だそうです。




この日、大津の最低気温は氷点下3.4度（午後2時現在）だったそうです。そりゃ寒いはずです。




「しぶき氷」の事は、以前にブログ仲間のtakayanさんが「気ままに撮り歩き」で紹介されていたので知っていました。




しかし、もっと湖北の方で起こる現象だと思い込んでいたので、はじめは半信半疑でした。




撮影したのは、琵琶湖大橋の南側の木浜という所です。




前回の寒咲花菜のところでも書きましたが、この日は当初は撮影に行く予定ではなくコンデジしか持っていませんでした。




せっかくの景色に出会えたのに惜しいことをしました。




結構こまかいしぶきが飛んで来るので、レンズにもしぶきがかかります。




しぶき氷は綺麗ですが、湖は濁っていました。強風で湖がかき回されるからでしょう。




先ほどまでいた、なぎさ公園も寒かったですが、ここは寒風が直接吹き付けて一段と寒かったです。




しかし、そんな厳しい条件だからこそこんな芸術作品が生まれるのでしょう。




もっと近寄りたかったのですが、コンデジでは限界がありました。




対岸の山は比叡山です。




しぶきが飛んで来るので、足元も凍って居ました。




陽を受けて、しぶき氷が輝いて居ました。




自然は素晴らしい芸術作品を生み出すものです。




こんな風景に出会えるなんて本当にラッキーでした。




菜の花と雪山の風景に続いて、「しぶき氷」という素晴らしい風景に出会うことができ、満足のいく旅になりました。




※訪問日　2021.1.8