はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

そうだ京都でも行こう (大原の里)

2015-07-12 22:02:23 | 寺社めぐり
京都でも大原あたりは、暑さも少しはましかと思い出かけました。しかし、大原の里もなかなか暑かったです。
京都の大原といえば、「京都 大原 三千院 恋につかれた 女がひとり  」デューク・エイセスが1965年に歌ったヒット曲が思い浮かびます。
歌では三千院ですが、そこは何回も行っているので、今回は寂光院に向かいました。観光コースからちょっと外れていることもあってか、意外と空いていました。

寂光院は、建礼門院(平清盛の娘で、高倉天皇の皇后、安徳天皇の御母)が、平家一門とわが子安徳天皇の菩提を弔いながら、終生をこの地ですごされたことで有名です。

京の奥深い里で、そんなかなしい歴史がある地は、やはり紅葉の頃が似合いそうでした。(寂光院のパンフレットも紅葉の頃のものでした。)

この寂光院ですが、2000年の5月の火災で本堂が全焼したそうです。(15年ほど前の出来事ですが、記憶にありませんでした。)ということで、新たに復原された本尊六万体地蔵菩薩立像が安置されていました。

寂光院の隣には、建礼門院の大原西陵があります。(もちろん宮内庁管轄です。)

暑い中ではありましたが、さすがは山里です。ゆったりとした時間が流れていました。

大原は柴漬けが有名です。シソもたくさん植えられていました。シソジュースもおいしかったですよ。

きれいなノウゼンカズラも咲いていました。(花の名前は、たかさんとくみちゃんに教えてもらいました。)

結論ですが、大原には、やっぱり秋に訪れたいですね。