はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

雨上がりの淀川べりをぶらり

2015-07-01 18:20:23 | 淀川散歩
梅雨時はどうしても活性が下がってしまいます
今日も朝から大雨でしたが、昼過ぎ頃から天気が回復してきたので、久しぶりに淀川べりを歩いてきました
淀川の右岸堤防を赤川鉄橋から豊里大橋まで往復するコースが、私の散歩道です。往復で約4キロ、1時間程度の運動です

まずは赤川鉄橋からスタートです。赤川鉄橋の名で親しまれていますが、正式名称は「城東貨物線淀川橋梁」です。列車が通る横を人も通れる珍しい鉄橋でしたが、2013年の秋を最後に人は通れなくなりました。あたらしい路線「おおさか東線」が開通(2018年の予定)するからです
(赤川鉄橋全景)
(現在の赤川鉄橋)
(2013年の秋に撮影)

堤防の土手は、雑草がいっぱいです。こんなきれいな花も咲いていました。残念ながら名前は知りません
(野に咲く花の名前は知らない
(シロツメクサ)

しばらく行くと、菅原城北大橋が近づいてきます。その手前に、なんと不動明王が鎮座されています。なぜここにあるのかは謎です。不動明王の後ろには梅田のビル群が見えます。


城北大橋を過ぎると、とっておきの場所があります。大阪城を見ることが出来る唯一のポイントです。何回か歩いて、やっと見つけた場所です。写真では、あべのハルカスと重なっています。(見えるかな?)
(大阪城です)

そして、折り返し点の豊里大橋です。その手前に碑が立っていて、ここに昔、渡し場があったことを印しています。
(渡し場跡の碑)
(豊郷大橋と渡し場跡)
写真を撮っていたら、地元のおじいちゃんがやってきて、当時の様子をいろいろと教えてくれました。「ひらた」でなく「へいた」と読むことや、船はいったん上流に漕いで行って、あとは川の流れで向こう岸に行ったことや、堤防の様子など貴重なお話を聞くことができました。

私の散歩道はいかがでしたか。都会の中にありながら、自然もいっぱいあるところです。毎日歩くのは無理ですが、これからもがんばって歩くようにしたいです。また、季節のうつろいをお届けできたらと思います。