ヤザワ渡船はユニークだ

先週・今週と２週連続でお邪魔した乗合船。

ここはちょっとユニークな船宿で、前日までに予約しておかないといけない。

これは大抵どこでもそうだが、船の座席割がユニークなのである。


明石のＮは申し込み順に「好きな場所」に座れる。

同じく明石でもＫは全員でくじ引きを行い１番くじから順に「好きな場所」に座る。

泉佐野のＮは先着順で、港に来た順番で乗船し、「好きな場所」に座る。

いずれも「好きな場所」に座るのだが、実際「思いどおりの場所」（好きな場所）に座れるのは、数名だけだろう。

あとは、やむを得ず、「空いている場所」に座っているだけ。


ヤザワ渡船はそんなもの一切なし！　船長の独断である。

受付の時に座席表とにらめっこしながら「あんたはここや！」「あんたはここ」と決めてゆく。

全体のバランスを考え、グループが離れ離れにならないよう、色々気遣っての席順のようだ。


船釣りにおいて「船長」は絶対の権限者である。

「船長はその船で起こるすべての事に対しての責任を負う」のだから当然と言えば当然のこと。

賛否両論あると思うが、なかなかユニークな方法だと思う。

これならくじ運が悪くて悩む必要はない。