どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

そのつづき

2008-08-12 02:41:03 | 旧ブログ
タチウオで頑張ったもんだから、両隣には「知っている人」と思われたようだ。

15年ぶりのおっちゃんに「餌はどうつけるの?」と聞かれるわ、

ブルジョワーずは手元をのぞいてくるわ、「おいら初めてです」とは言える状況でない。


さりげなく常連の手元を見ながら真似して、それを教えた。

ごめんなさい。


ただ、まわりと違ったのは、船支給の餌は「アジ」だったが、おいらは「イワシ」をテンヤに巻いた。

これが大正解! 

先日、Yさんに電話してタコ釣りの電話講習をして貰っていたので、かなりスムーズにイメージできた。

まわりの皆さんは「トントン」底を叩いてる。

某釣り船の船長曰く「叩いたらアカン、底を引きずってもあかん、テンヤの針先だけをそこに当たるようにやるんや」

なんとか頑張ってみるが、初心者にできるはずもない、ただ周りのテンヤとは完全に違う動きになっているはずだ。

風は全くないが潮の加減で右舷の艫側から斜めに流れていく、右舷の艫はタチウオも16本上げている。

タコもバンバン乗っているようだ。

たまたま船長が「あっちは釣れとるよ~、頑張ってやらなぁ」と船室から顔を出したので、

「船の向きを逆にしてくれたら頑張る!」と冗談で言った。

すると、するとである、次の流しで船が逆を向いた!

左舷の常連さんたちも俄然やる気が出てきたようで、叩きまくっている。

15年ぶりの船首隣の常連さんがまずまずのサイズを上げた。

周りもポツポツ上がりだし、ちょっと焦るのと、アタリはどんなんやろ?というのが頭をよぎる。

依然、ブルジョワーずも15年ぶりにもアタリはないようだ。

そんなとき、「ヌッ」っと重みを感じたので反射で思い切り合わせた。

「ズ~ン」と重みを感じながらせっせせっせと糸を巻き上げる。

すると、てのひら位のタコが水を吹きながら上がった。

じゃんじゃじゃ~ん! 初の明石タコなのだ! ブランド品ゲットなのだ~。

ネットに入れようとネットを探すが見当たらない。 Kもとのように船には置いていないようだ。

やむなく包丁で絞めてクーラーに放り込んだ。

それから何回か場所変わりしながら流してゆく、交互に船首の向きを変え、楽しませてくれた。

なんだかんだと3匹目を釣ったが隣の15年ぶりはまだ0匹、ブルジョワーずは1匹、常連さんは3~6匹と言うところ、右舷艫は10匹を超えたといっている。

15年ぶりは「もう無理やな、指痛いし」と言って仕掛けを返した。

なんか、とてもかわいそうに思えて「次釣ったらおっちゃんにやるわ」と言うと、
すぐにアタリ!

合わせると、今までで一番重い! 「しもた!えらいこと言うてもた!」と思いながら糸を手繰る。

と、おっちゃん、立ち上がってタモを構えている。

思わず笑ってしまった。  こうなったら何キロあろうがあげない訳にはいかない。

1kg級の良型が無事タモに収まった。  おっちゃん満面の笑みである。


するとである、なぜかそこから入れ食いモードに…。

3匹連続で来た! やはり神様はいる。 船長に冷やかされながらも「ええ調子!」なのだ。

おっちゃんも満足したのか「タモを構える」ことも無かったので自分のクーラーに放り込んだ。





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