はいはい、場末の中華料理屋で五目そば喰って、
嫌な予感はみごとに的中!
食あたりのゲーリークーパーでございます。
まだ復調とは言えませんが、鯛王さんが「早よ書け~」ってせかすので(爆)
頑張って書いております~。
と、いうことで、
先日の続きと言うか、本チャンでございますぅ~。
ほんとはね、その前々日にサバ釣りに行く予定だったんだけど、荒天で出船できず、
「どっかいいとこないかな~?」
「来週までおあずけかな~?」なんて考えてたんですが、
以前からちょっと耳にしていた「小豆島の鯛釣り」に巨匠が行くらしいとの情報が入り、
それじゃあ御一緒させて頂きましょうって勝手に決めて、明石は魚英さんに行くことになった。
明石から小豆島までは約2時間の船旅なので、集合は4時30分、げっ!
でも、船で仮眠すればいいじゃん♪ってことで気楽に考えてたんだけど、
いざ船に乗ってみると、船室付きの「豪華魚英2号」はバッテリーの調子が悪く、
いつもの、「レトロキャビンなし魚英3号」に変更になって、
勿論、キャビンに入れるはずもなく、厳冬の夜の海風を全身に浴びながら船は進むのであった。
足先はジンジン、鼻水は知らないうちに垂れてくるし、とても寝れるような状況じゃなく、
多分、寝たら凍死してたんじゃないか?(ウソ)
で、なんだかんだと船は小豆島を目指し、途中できれいな朝やけと日の出も拝んで、
無事、瀬戸内のハワイ?「小豆島」へ到着。
瀬戸内のハワイにはうっすらと雪化粧が…、
多い時には200~300艘の船がひしめき合い、事故も多いと聞いていたポイントも、
水曜日と言う事もあってか船は少なめ…、ざっと30隻位、
あんまり少ないと「釣れてないのとちゃうか?」とか疑ってしまうが…、
いやいや、もっと前向きに考えないとね。
船団の中をぐるりと一回りしたのち、船長から「やってよ~」とアナウンス。
水深は30m位で、海底は砂泥っぽいかんじ。
大きな漁礁があるわけでもなく、根がかりはなさそうだけど、
一気に仕掛けを降ろすと、ずぼっ!って底に突き刺さる。
「きょうの仕掛けはコレ!」と白と黄色のサビキに黒が1本入ったのを選んで、
もうやる気は満々、魚がかかってくれるのを待つだけなんだけど、
それがなかなか、そう簡単に釣れませんわな。
船長の話では、表水温は6.3℃、底でも8℃くらいとちゃうか、って
そんな低いのならきっと底の方でじ~~~っとしてるんだろうと、
巻き上げ速度は「超スロー」で、底から10mを行ったり来たり…、
やがて船長が、「映りだしたよ、底から15mまで巻いて~」とアナウンスがあって、
ほぼ同時に巨匠の竿が、ゴゴゴゴゴン♪と小気味のいいひきを見せている。
ボクの竿にもコツ、コツコツ、コココンッ!と
小型特有の軽い感じのアタリが出て、無事に釣り上げた。
25cmくらいだったかな?
その後は、アタリはあるものの針掛かりせず、とか、あとは手でと言う所まで上がってきてバレたり、
もう嫌になる位バラシの連続…、
あまりのバラシの多さに笑い事では無くなってきて、ちょっとマジで考えることに…。
あっ、ちょっとトイレ行ってきます。
ふ~~、ヤバかった…。
えっと、どこまで書いたっけ…、
そうそう、
アタリがあるんだからサビキの色には間違いはないはず…、
針掛かりしないという事は?
針先がなまっているのか、パケが大き過ぎるのか?、そもそも針が大き過ぎるのか?
針先のチェックをしたところ、半分が刺さりが甘く不満足な状態で、
それをチェックしていて、やっぱり針が大き過ぎるような気がする…、
そこで、勇気ある決断をするボク。
「船長、よお釣れるサビキちょうだい!」とプライドも意地も捨て去り、船長の軍門に下ることにした。
すると、どうでしょう、仕掛けを変えた途端に、コココン、ガツン!
あらら、一発やん! こんなにハッキリ効果が出るの?なんて話していると、
船長もご満悦な表情でこちらを見ている。
ひょっとして内心ホッとしてたんとちゃうか?(笑)
「ええ時はこんな時合いがず~っと続くんやわ」と聞いていたけど、
すぐにハッピータイムは終了し、ひとかたまりになっていた船団も散り散りになってしまった。
まあ、この水温じゃあしょうがないよね、潮もあんまり動いてないし…、
でも、ぽつり、ぽつり、と誰かが竿を曲げているので、完全に気を抜く事も出来ないし、
もう1回、お昼前には潮時があるそうなので、それに勝負をかけることにして、
しばらくはのんびりと、色々と試す事にした。
1回やってみたかった、メバルサビキの連結仕掛けにも、仕掛けを変えた途端にカツン!といいアタリが出て、
エダスが短い分、アタリが大きく、びっくりして合わせてしまうという大失態をやらかし、
またまた打率を下げてしまった。
やがて、また船がじわじわと集まりだし、あちこちで竿が曲がりだし、
ついに僕らの船にもラッシュが来た!
船は艫から流れ、ボクは右舷の大艫、なのに…、なのに…、
当たるのは中央から前のお客さんばっかり。
前では入れると同時にアタリが出たり、良型のダブルも…、
ず~っと用事をしていた巨匠も、竿を持った途端にアタリを出しているし、
一人蚊帳の外のボク…。
「何やってんのや~」という船長の視線が痛い…。
くっそ~、なんでや!
そうか、サビキや!
「船長!よお釣れるサビキちょうだ~い♪」
一度プライドを捨てるとこんなにも簡単におねだりできるのがボクの凄いところ(笑)
さっそく仕掛けを変えて、降ろすと…、
ゴツゴツ、ゴツゴツ、ゴンゴンゴゴゴンッ!
ねっ♪
長いものと船長には巻かれた方がいいね。
喜んだのも束の間、今回のハッピータイムも短く、あっという間に終了…。
完全に出遅れた僕はここで1匹しか追加できず、チ~~ン。
最高の釣り座に座らせてもらいながら、14打数5安打という低調さ、
数字だけ見ると野球なら首位打者だけど、
野球に例えるなら1割~2割台の前半程度で、チャンスに全く打てない感じやわ。
あ~、そうそう、阪神の〇〇みたいなもんですわ。
ほぼ完全燃焼して終了の合図を聞き、レフリー(船長)からTKO負け宣言を受け、
疲れ切った心と身体に帰りの2時間の船旅は、かなりこたえました。(笑)
帰りは追い風であんまり寒くもなかったんですが、やっぱりねぇ…。
まあ、色々と考えさせられる釣行でございました。
多分、行きの道中の時間に妄想が膨らみ過ぎて、
帰りの道中で反省する時間がた~っぷりあったからだと思うんですが、
ここまで仕掛けで差がつくとは…。
「目からうろこの鯛サビキ」でございました。
嫌な予感はみごとに的中!
食あたりのゲーリークーパーでございます。
まだ復調とは言えませんが、鯛王さんが「早よ書け~」ってせかすので(爆)
頑張って書いております~。
と、いうことで、
先日の続きと言うか、本チャンでございますぅ~。
ほんとはね、その前々日にサバ釣りに行く予定だったんだけど、荒天で出船できず、
「どっかいいとこないかな~?」
「来週までおあずけかな~?」なんて考えてたんですが、
以前からちょっと耳にしていた「小豆島の鯛釣り」に巨匠が行くらしいとの情報が入り、
それじゃあ御一緒させて頂きましょうって勝手に決めて、明石は魚英さんに行くことになった。
明石から小豆島までは約2時間の船旅なので、集合は4時30分、げっ!
でも、船で仮眠すればいいじゃん♪ってことで気楽に考えてたんだけど、
いざ船に乗ってみると、船室付きの「豪華魚英2号」はバッテリーの調子が悪く、
いつもの、「レトロキャビンなし魚英3号」に変更になって、
勿論、キャビンに入れるはずもなく、厳冬の夜の海風を全身に浴びながら船は進むのであった。
足先はジンジン、鼻水は知らないうちに垂れてくるし、とても寝れるような状況じゃなく、
多分、寝たら凍死してたんじゃないか?(ウソ)
で、なんだかんだと船は小豆島を目指し、途中できれいな朝やけと日の出も拝んで、
無事、瀬戸内のハワイ?「小豆島」へ到着。
瀬戸内のハワイにはうっすらと雪化粧が…、
多い時には200~300艘の船がひしめき合い、事故も多いと聞いていたポイントも、
水曜日と言う事もあってか船は少なめ…、ざっと30隻位、
あんまり少ないと「釣れてないのとちゃうか?」とか疑ってしまうが…、
いやいや、もっと前向きに考えないとね。
船団の中をぐるりと一回りしたのち、船長から「やってよ~」とアナウンス。
水深は30m位で、海底は砂泥っぽいかんじ。
大きな漁礁があるわけでもなく、根がかりはなさそうだけど、
一気に仕掛けを降ろすと、ずぼっ!って底に突き刺さる。
「きょうの仕掛けはコレ!」と白と黄色のサビキに黒が1本入ったのを選んで、
もうやる気は満々、魚がかかってくれるのを待つだけなんだけど、
それがなかなか、そう簡単に釣れませんわな。
船長の話では、表水温は6.3℃、底でも8℃くらいとちゃうか、って
そんな低いのならきっと底の方でじ~~~っとしてるんだろうと、
巻き上げ速度は「超スロー」で、底から10mを行ったり来たり…、
やがて船長が、「映りだしたよ、底から15mまで巻いて~」とアナウンスがあって、
ほぼ同時に巨匠の竿が、ゴゴゴゴゴン♪と小気味のいいひきを見せている。
ボクの竿にもコツ、コツコツ、コココンッ!と
小型特有の軽い感じのアタリが出て、無事に釣り上げた。
25cmくらいだったかな?
その後は、アタリはあるものの針掛かりせず、とか、あとは手でと言う所まで上がってきてバレたり、
もう嫌になる位バラシの連続…、
あまりのバラシの多さに笑い事では無くなってきて、ちょっとマジで考えることに…。
あっ、ちょっとトイレ行ってきます。
ふ~~、ヤバかった…。
えっと、どこまで書いたっけ…、
そうそう、
アタリがあるんだからサビキの色には間違いはないはず…、
針掛かりしないという事は?
針先がなまっているのか、パケが大き過ぎるのか?、そもそも針が大き過ぎるのか?
針先のチェックをしたところ、半分が刺さりが甘く不満足な状態で、
それをチェックしていて、やっぱり針が大き過ぎるような気がする…、
そこで、勇気ある決断をするボク。
「船長、よお釣れるサビキちょうだい!」とプライドも意地も捨て去り、船長の軍門に下ることにした。
すると、どうでしょう、仕掛けを変えた途端に、コココン、ガツン!
あらら、一発やん! こんなにハッキリ効果が出るの?なんて話していると、
船長もご満悦な表情でこちらを見ている。
ひょっとして内心ホッとしてたんとちゃうか?(笑)
「ええ時はこんな時合いがず~っと続くんやわ」と聞いていたけど、
すぐにハッピータイムは終了し、ひとかたまりになっていた船団も散り散りになってしまった。
まあ、この水温じゃあしょうがないよね、潮もあんまり動いてないし…、
でも、ぽつり、ぽつり、と誰かが竿を曲げているので、完全に気を抜く事も出来ないし、
もう1回、お昼前には潮時があるそうなので、それに勝負をかけることにして、
しばらくはのんびりと、色々と試す事にした。
1回やってみたかった、メバルサビキの連結仕掛けにも、仕掛けを変えた途端にカツン!といいアタリが出て、
エダスが短い分、アタリが大きく、びっくりして合わせてしまうという大失態をやらかし、
またまた打率を下げてしまった。
やがて、また船がじわじわと集まりだし、あちこちで竿が曲がりだし、
ついに僕らの船にもラッシュが来た!
船は艫から流れ、ボクは右舷の大艫、なのに…、なのに…、
当たるのは中央から前のお客さんばっかり。
前では入れると同時にアタリが出たり、良型のダブルも…、
ず~っと用事をしていた巨匠も、竿を持った途端にアタリを出しているし、
一人蚊帳の外のボク…。
「何やってんのや~」という船長の視線が痛い…。
くっそ~、なんでや!
そうか、サビキや!
「船長!よお釣れるサビキちょうだ~い♪」
一度プライドを捨てるとこんなにも簡単におねだりできるのがボクの凄いところ(笑)
さっそく仕掛けを変えて、降ろすと…、
ゴツゴツ、ゴツゴツ、ゴンゴンゴゴゴンッ!
ねっ♪
長いものと船長には巻かれた方がいいね。
喜んだのも束の間、今回のハッピータイムも短く、あっという間に終了…。
完全に出遅れた僕はここで1匹しか追加できず、チ~~ン。
最高の釣り座に座らせてもらいながら、14打数5安打という低調さ、
数字だけ見ると野球なら首位打者だけど、
野球に例えるなら1割~2割台の前半程度で、チャンスに全く打てない感じやわ。
あ~、そうそう、阪神の〇〇みたいなもんですわ。
ほぼ完全燃焼して終了の合図を聞き、レフリー(船長)からTKO負け宣言を受け、
疲れ切った心と身体に帰りの2時間の船旅は、かなりこたえました。(笑)
帰りは追い風であんまり寒くもなかったんですが、やっぱりねぇ…。
まあ、色々と考えさせられる釣行でございました。
多分、行きの道中の時間に妄想が膨らみ過ぎて、
帰りの道中で反省する時間がた~っぷりあったからだと思うんですが、
ここまで仕掛けで差がつくとは…。
「目からうろこの鯛サビキ」でございました。