身にかかる火の粉

以前オイラが住んでいたマンションは「犬、猫、その他悪臭・鳴き声等他に迷惑または危害を及ぼす恐れのある動物を飼育する事を禁止する」との規約がある。

それなのに、犬を飼っていたり、猫を飼っていたりしている人がいた。

「トラブルがなければ出来るだけ穏便に…。」といういかにもな姿勢で理事会は対応してきていたらしい。

そんなあいまいな対応だったので「黙認されている」と解釈する人が増え、犬や猫を飼う人が増えているようだ。

で、問題はここから。

オイラは前のマンションを売りに出している。

そこにお客さん（不動産屋曰く、「買う気満々」）が見学に来た。

そのお客さんは子供さんがアレルギー体質で、大阪市内から少しでも空気が良くて、ご主人の通勤圏内ということで、この付近に引っ越しを考えているらしい。

お昼に不動産屋と見学に来た時にそこそこ気に入って、「じゃあ、朝や夜、平日はどうなの？」ということだったので、何度でも、いつでも自由に見て下さいと伝えておいた。

お客さんはその夜に早速見学にやってきた。

すると廊下を犬を連れた人が歩いている、「こんばんわ」と声をかけるとこそこそと犬をかかえて部屋に入って行ったそうだ。

少し嫌な気がしながらオイラの部屋に入ると、なんと運の悪い事に、庭に黒い猫がいたらしい。

その猫には心当たりがあり、お客さんが嘘を言っているとは思えない。

お客さんは「犬や猫の飼育を禁止しているので気に入っていたのに…」といっていたらしい。

結局、そのお客さんはそれっきり音沙汰がないらしい。

オイラがその話を聞いたのが昨日。

只今、怒りで頭から煙が出ている。

犬や猫には何の罪もないのはわかっている、だからと言ってこのままにしておけないわな～。

飼っている人に出てってもらうか、犬や猫を手放してもらうか、解決法は２つしかない。

オイラも犬は好きだが、規約違反して犬や猫を飼っているアホ共のおかげで、財産を侵害されるのはまっぴら御免だ。

当然、理事会でどうにかしてもらうことになるが、今年の理事長は猫を飼っている噂がある人。

さてさて、どうなる事やら…。