やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

今年も全国大会に行ってきました!その1

2024年08月09日 | 日記(息子・高校生)

令和6年度全国高等学校定時制通信制体育大会第34回サッカー大会!

 

 

今年も、息子達の学校が大阪代表として参加することになりました。

 

8月2日から、静岡県清水市へ。

 

息子の場合、大会に参加する前から不安が強かったので、長い期間、私も少なからず緊張していたのか、無事に帰宅後は、ほっとして疲れが出てしまい、親子共々しばらく動けずにいました。

やっとブログに記録する気力が戻ってきました!

 

息子達のチームは、大会前の練習でケガ人が出るなどして、11人ぎりぎりで参加することになりました。

 

息子も、フル出場を覚悟して、毎日、少しでも走る、リフティングをするなど、無理しない程度に暑さに慣らす練習をしていました。

 

本当に暑くて暑くて、身の危険を感じる程の暑さの中での大会でした。

 

新大阪駅の待ち合わせ場所までは息子と一緒に、その後、私は別の新幹線(こだま)でゆっくり静岡に向かいました。

 

開会式の最寄り駅である清水駅を出た所で、息子が一人佇んでスマホを見ていました。

自由時間なので、みんなはどこかへ行ってしまったと・・・。

 

集合時間までまだ30分以上もあったし、とにかく外は暑いので、カフェで一緒にお茶することにしました。

 

「喋りかけられたら、うんとかそうとか一言ぐらいは返事するけど、あとは何喋っていいか分からへんから、みんなとおるのがしんどい。」

と、息子。

 

「一人が気楽やったら、それでいいやん。

そういう人も多いよ。」

と、私。

 

今回、息子達は、静岡ナショナルトレーニングセンターで試合をするグループに入ったので、宿泊も清水駅すぐ近くのホテルになり、私も開会式の日と3日目は同じホテルに泊まることができました。

 

息子は一人部屋でしたが、私から息子の部屋に行くことはありません。

息子が不安なときに、私の部屋に来るという感じです。

 

顔を見るだけで安心するのか、ちょくちょく私の部屋に来ていましたが、食事やミーティングなど集団行動の時間はみんなと過ごしていました。

 

翌日、一回戦は9時半キックオフなので、息子達は7時半にホテルを出発しました。

私は、8時半頃、車で来た主人と合流して、静岡ナショナルトレーニングセンターに向かいました。

 

試合は、給水タイムありの30分ハーフで60分

 

アスリートの尊厳を守るためとかで、この大会は撮影許可が下りていないらしく、「写真も動画も撮影禁止です」と、何度も大会スタッフさんに念を押されました。

息子の雄姿を写真に残しておきたいという気持ちはありましたが、集中して試合を観ることができ、これはこれで良かったのかもしれません。

 

日陰がなくて、日傘をさして観戦していても暑いのに、選手は激しいプレーをしているのです。

前半で相手チームの選手の一人が熱中症で倒れ、首や脇などを氷で冷やされながら、救護室に運ばれて行きました。

 

後半が始まり、終盤にもなると、息子は苦しそうで全然走れていませんでしたが、それでも最後まで戦おうとしていました。

 

1-0で勝利した後、ピッチから引き上げると、一気に息子の具合が悪くなってしまいました。

横になったまま起き上がることができず、息が苦しそうで、氷をいただいて、息子の首や脇、足の付け根などを冷やしました。

 

息子は、少しパニックになっていましたが、しっかり意識はあり、しばらく日陰で休むとだんだん落ち着いてきました。

ただ、これから宿舎に帰って昼食をとるなど、みんなと同じペースで行動するのは無理だと判断し、親子で過ごすことにしました。

 

息子のペースで行動するようにし、落ち着いてからスーパー銭湯に行って汗を流し、昼食を食べて、仮眠部屋で休むことにしました。

そんなに時間が経たないうちに、息子が、

「もうだいじょうぶやから、ホテルへ戻る!」

と、言い出しました。

 

「ママ達は別のホテルやで。

今日は一緒に泊まって、明日の朝のミーティング前にホテルに戻ってきてもいいって、先生に言われてるで!」

と、言いましたが、

「疲れて、すぐ寝れると思うからだいじょうぶ!」

と、息子。

 

息子がしっかりとした顔つきをしていたので、これはだいじょうぶだなと思い、息子をホテルまで送っていきました。