やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

ルヴァンカップ決勝観戦

2022年10月26日 | 旅行

セレッソ大阪がルヴァンカップ、もしくは天皇杯の決勝まで勝ち進んだ場合、どちらか一つは応援に連れて行ってあげると息子と約束していたのですが、セレッソ大阪、なんとルヴァンカップで勝ち進みました。

 

3年前に神戸に一度アウェー観戦に行ったものの、泊りの旅行は4年ぶりでしょうか?

 

学校まで電車に乗るのが怖いと言っている息子。

新幹線に乗るために新大阪に出るにも、登校するよりさらに電車を乗り継がなくてはなりません。

 

「怖いけど、行きたい!

 

これは、国立競技場に行くしかありません!

期待していた全国旅行支援は11月からということで利用出来ずにがっかりしましたが、いざ東京へ!

 

タイトルを懸けた決勝戦に立ち会いたいという強い思いとは裏腹に、息子の調子は出発前から悪くなってしまいました。

 

最寄り駅までは車で行くのですが、タイヤ近くにクモがいたようで、息子は車にひかれないようにクモを逃がそうとして、見失ってしまったようです。

 

そのため、

「クモが死んでしまったかもしれない。」

「僕が何もせえへんかった方が、うまく逃げられたかも・・・。」

と、東京に着くまでずっとふさぎ込んだ状態でした。

 

けれど、国立競技場に近づくにつれセレッソ大阪とサンフレッチェ広島のサポーターが増え続ける中で、息子の調子もどんどん上がっていきました。

 

 

スタジアムには1時間半ぐらい前に到着しましたが、ゴール裏にはすでにたくさんのサポーターが集まっていました。

私達の席は、ゴール裏に近いバックスタンド。

ゴール裏のみ声出し応援可能な試合だったので、セレサポの応援を間近に感じました。

 

 

 

コロナ禍で拍手による応援が進化し、その上今回はスタジアムに生のチャントが響きます。

 

ああ、やっぱりこの空間が好きだな・・・。

 

ファイナルを戦うサンフレッチェ広島とは、今期3回対戦して3回とも負けているそうです。

だからこそ、リベンジの思いが強い!

 

試合は、後半8分に加藤陸次樹選手が先制ゴールを決めたものの、マテイ ヨニッチ選手が一発レッド退場してからは耐え忍ぶ展開になりました。

 

アディショナルタイムは、なんと9分!

なんとか持ち堪えて~!!

 

そんな祈りもむなしく、アディショナルタイム6分に鳥海晃司選手にハンドの判定があり、サンフレッチェ広島にPKで1点を献上。

さらに、コーナーキックからピエロス ソティリウ選手にゴールを決められ、1-2と逆転されてしまいました。

 

セレッソ大阪は昨年に続き二年連続の決勝敗退という悔しい結果。

タイトルとは、そう簡単に獲れないものなのですね…。

 

息子、どっと疲れが襲ってきたようです。

15時過ぎに試合が終わったものの、どこにも行く余力は無く、ホテルへ直行しました。

 

次の日は、宿泊した品川区に仮面ライダー龍騎の撮影に使われたという橋があるということで探しに行きました。

ネットで調べた住所を地図アプリを頼りに探しましたが見つからず、またまた息子の調子が悪くなりました。

(諦めて品川駅に戻るバスから橋が見えて、写真は撮れたそうです。)

 

今回のツアーは、スカイツリーでスイーツ、はとバスツアー等様々な体験からどれか一つ選べるオプションが付いていましたが、結局使うことは出来ませんでした。

 

さらに、新幹線は限定列車のため変更できないツアーだったので、出発の15時まで時間を持て余し、品川駅近くの水族館アクアパークで時間をつぶすことになりました。

 

ところが、またまた不都合が・・・。

 

この水族館、音や光で演出されていて、息子にとってはとても居心地が悪かったようです。

「気持ち悪い・・・。」

を連発…。

 

幸い、キラキラでにぎやかなのはエントランスからカフェバー、熱帯魚やクラゲのゾーンだけだったので、イルカのショーを観たぐらいから息子の調子が落ち着いてきました。

 

ショーが始まるまでの30分ぐらい、ゆっくり座って待てたのが良かったのかもしれません。

迫力あるイルカのショーを楽しんだ後は、カワウソを見たり、イグアナとにらめっこしたり、穏やかに過ごすことが出来ました。

 

その後は、我が家を目指して帰るのみ!

 

旅行後3日目となった今も息子の疲れはとれないようです。

 

この旅では、私の「もったいない根性」を封印し、「出来ることをすればいい」と心に言い聞かせ、それが息子にとって休んだり私の腕にしがみつくことだったとしても受け入れようと思いました。

 

ルヴァンカップ決勝を観戦するという目的は十分果たせたので、4年ぶりの旅行は大成功だったと思います。

 

それにしても、エイってとてもユニークなお顔をしているのですね