19日に母は無事、転院しました。
介護タクシーに乗って半田から転院先の病院までの車の中、
倒れて以来、初めて40分もの時間を母と過ごしました。
目を開けてもただ天井を見ているだけ。
まばたきは勿論、ため息もつくし
あくびもしていました。
意識は無いのに、不思議な行動です。
「助かってよかったね」と言われますが、
正直な所、心から「よかった」とは思えません。
まだ硬直こそしていないけど身体が曲がり、
口を開けて天井を見つめるだけの母を見ると
生きていた事がよかったとは思えないのです。
ご飯も食べられず、意識表示も出来ず。
意識があるとしたら、こんな苦痛はないであろうし
意識が無いとしたら、何のために生きているのか。
死んでもいないのに、もう家に帰る事も会話する事も無い。
40キロ台だった体重も33キロになってしまい、
足も腕も骨と皮だけ、まるで骸骨みたい。
あと、どれぐらい生きられるのか。
弟と二人、母の姿を見ながら
何とも言い難い気持ちになるのです。
先日、病院の帰り道
お昼ごはんにどこかに入る?と弟が言ったのですが
母と岡崎の眼科の帰り道に毎回食べた
ファミリーマートのおにぎりが食べたい♪とリクエスト。
母と「美味しいね~♪」と食べた
「鮭のハラミおにぎり」、まだ売っていました。
お値段250円に値上がりしていてビックリ!
コンビニのおにぎりなんて買って食べる事などなかったので、
母と二人、眼科の帰り道の小さな楽しみでした。
スイーツも1つ買って、母と半分こ。
私はコーヒー、母はカフェオーレ。
こんな事になるなら、
もっと美味しい物を食べさせてあげたらよかった・・・・と
後悔するばかりです。
次の面会は来年4日。
予約が一杯でそこしか取れませんでした。
またしばらく会えません(-_-メ)