Cocomademoiselleココ・マドモアゼル

ビスクドールの制作日記 人形制作する私の紆余曲折しつつも飾り付けない素顔の毎日をご覧下さい

父母恩重経♪(^u^)

2012年05月28日 | ♥ 私の思う事

独り者の私にとって、家族は両親。

この頃、段々と年老いていく両親を見ていると、両親が私にかけてくれた愛情と同じように今度は私が両親に愛情をかけていかないと・・・・と思っています。

私には兄弟がいますが、兄弟はそれぞれに家庭があり、今は父母どころではなく・・・。まるで以前にも掲載した「父母恩重経」状態です。

親から受けた愛情を親ではなく「子」へ・・・・で忙しいのでしょうが。

そんな事もあってか、「父母恩重経」を忘れた頃に読み返してみると、父母の愛情の重さは、子である私が今から頑張っても返しきれないほどだと痛感します。

この経の中の一節に「母の情けを命となす」という部分が、いつも私の脳裏から離れません。母は、「子供が一番」の人。まさに恩重経に出てくる母。

父とはご存じの通り、色々ありましたが、色々あってもやっぱり恩重経に出てくる父親の部分があり、色々あってもその部分に蓋をする事は出来ません。

私は子供がいない分、子供に注ぐ愛情を両親に注げる機会を与えてもらったように思います。父母恩重経の「父」「母」のように自分の食べる物も食べず、親に与え、自分は汚れた所に寝ようとも、親には乾いた所を与え、自分が親に代わって地獄に落ちようとも親の幸せを願い・・・・・。そのうちのどれだけの事が、私に出来るのか。そう問いかけながら、両親が元気でいられる限られた時間の中で、私が出来る事を精一杯する為に私の今があるように感じています。

今の私があるのは、「母の情」のたまもので、そして私がこのように思う事は、犬猿の中であっても祖母を見捨てなかった「父」ありきなのです。

                120528

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父母恩重経」、読んでみて下さい。読む度に、涙が溢れて止まりません。